ピロティ~旅行記 ~世界征服を企む男の旅~

世界征服を企む一人の男が世界一周をするという旅行記です。 俺の夢は世界征服(=世界中に友達を作ること)です。 地球上のあらゆる土地に足を運び、その土地の人たちと触れ合い、価値観や人生観をぶつけ合えたらと思って世界に飛び出ることにしました。

未来の再会のために

今日はついに二週間いたミャンマーを去り、タイのバンコクへと向かいます。

今回のバンコクの滞在目的は、明日ブータンへ飛ぶためのトランジットでしかありません。
当初の予定では、ミャンマーの後にバングラデシュに行き、バングラデシュを北上し、インドをちょろっと通り、南の方から陸路でブータンに入国するつもりでした。
しかし、旅程がタイトになること、インド入国前にインドのビザを取る必要があること、などを理由にミャンマーの後にブータンに行くよう計画を変えていました。

そして、ミャンマーからブータンへはどの航空会社も就航していないため、一旦バンコクへと戻り、バンコクからブータンのパロに飛行機で飛ぶということになったのです。


朝は5時半に起きるつもりでしたが、無意識に携帯のアラームを止めていたようで、起きたら6時15分になっていました…。早めに気が付いたから良かったものの、マジで危ない。。。

Swee Ongは朝6時のノンエアコンバスでバガンに向かうため、4時半に部屋を出て行きました。
今回は、寝ぼけながらも、ちゃんと別れの挨拶をすることができました。
そのお陰で若干寝坊したっぽいですが、、、笑

ちなみに、ノンエアコンバスでの長時間移動は、暑いこのミャンマーではかなり過酷なものになると思われます。。。その分、値段も安いのですが、あまりオススメできません。。。

急いで荷物をまとめていると、宿のオーナーが部屋に入ってきました。

オーナー「今日、空港に行くんだろ?エアポートシェアタクシーが下で待ってるぞ。」

ミャンマーにはエアポートシェアタクシーという種類のタクシーがあり、その名の通り、空港まで行く人たちを何人か集めながら空港へと連れて行ってくれます。
予約が必要とのことだったので、僕は昨日宿のオーナーに予約してもらいましたが、値段は5,000チャット(=500円)で、宿からマンダレー空港までは一時間強といった感じでした。
ちなみに、空港へ行く電車やローカルバスなどはないようです。

フライトは11時10分マンダレー発のエアアジア(11,670円)。
ミャンマーの出入国に関しては、様々な噂があり、入国した場所からでないと出国できないなどの話も聞いたりしましたが、実際そんなことありませんでした。
※僕の場合:ヤンゴンin、マンダレーout

ミャンマーは、本当に人がいい国でした。
それはヤンゴンなどの大きな町でも同じでした。
僕はその人のいいミャンマー人にすっかり惚れてしまい、ミャンマーが大好きになりました。

この旅では人との出会いを特に大切にしたいと思っていますが、ここまで回ってきた国の中で一番現地民との距離を近くに持てたのが、この旅8ヶ国目にあたるここミャンマーでした。

ミャンマーは今現在、戦後の日本と揶揄されるくらい、まだインフラが整備されていません。
しかし、開発は急ピッチ進んでいて、新しい物がどんどん海外から入って来ている状況です。

僕はそれにより、ミャンマーの良さが失われていってしまうのではないかと危惧しています。
どんどん開発が進み、物が溢れ、便利さを手にする一方で人と人との繋がりが希薄になってしまわないかがとても心配です。
日本人のように、個々は皆素敵なのに、無表情で、人と人との距離が遠いような人種にだけはなって欲しくないと思います。

とは言え、今後ミャンマーがどう変わっていくのか非常に楽しみでもあります。
近い将来、必ずミャンマーには戻ってきたいと思っています。
特に、チャウンタービーチに、ヤットゥとナウーに会いに戻りたい気持ちが強くあります。

そんなこんなで、近い将来の再会を楽しみに、大好きなミャンマーともしばしお別れです。



写真1-a:マンダレー発バンコク行きのエアアジア
写真1-b:マンダレー空港


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~T-BOLAN『bye for now』~

ヤ ア ウィンとの約束

夕食を食べに戻ったTea shopは、まだ18時半にも関わらず、既に店を閉じていました。

マンダレーヒルの頂上からの夕日を楽しんだ後は、バイタクにてTea Shopへと直行しました。
昼間出会ったヤ ア ウィンとの約束を果たすためです。

しかし、Tea Shopの入口には柵が掛けられていて、店内の電気もほとんど消されており、何人かが片付け作業のために残っているだけでした。
昼間、僕が店を出るときにヤ ア ウィンが「また明日」と連呼していた理由が分かりました。

僕は、店の入口まで行き、残って作業をしているスタッフの一人に声を掛けてみました。

ピロトイナバ「ミングラーバ!」
ミャンマー人「ミングラーバ!」
ピロトイナバ「今日はもう終わり?」
ミャンマー人「うん、また明日だな。」
ピロトイナバ「そうか…。ちなみに、ヤ ア ウィンはまだいる?」
ミャンマー人「ヤ ア ウィン?彼ならもう家に帰ったよ。」
ピロトイナバ「マジか…。実は、ヤ ア ウィンとまたここに来る約束をしたんだけど、俺は明日の早朝にもうバンコクに行かなくちゃいけないからここにはもう来れないんだ。だから、ヤ ア ウィンに『ごめん』と『また会おう』って言っといてくれるかな?」
ミャンマー人「オーケー!」

そのミャンマー人に僕の言ったことがちゃんと伝わっているのかはいまいち謎でしたが、"ヤ ア ウィン"と名前を出しておいたので、少なくとも「日本人が会いに来たぞ。」くらいはヤ ア ウィンに伝わるだろうと思い、僕はTea Shopを後にしました。

そして、妥協策として、通りを挟んで逆サイドにある大衆食堂で夕食を取ることにしました。
半屋外の広い店内には、僕の他にお客さんはいなく、寂しそうに置かれたテーブルと椅子が目立っていました。

大衆食堂であるここにはメニューなどなかったため、店主と思われるおじさんがオススメしてきたチキン野菜カレーを注文し、「辛くしないでね☆」と付け加えました。
しかし、「ノースパイシー」という単語が伝わりません。。。
「ノーホット」とか「ノーチリ」とか言い方を変えたり、ゆっくり話したりしても伝わりません。。。

すると、店主は「まぁ、日出ずる国の天使よ、じっくり話を聞こうじゃないか。」と言わんばかりに、僕の真向かいの椅子を引き、腰掛けました。

僕はベロを出し、手で仰ぐジェスチャーをし、今までの単語たちを繰り返しました。
しかし、あちらは僕の行為を真似るばかりで全然理解には至ってくれません。。。
おじさんは、ベロを出し、手で仰ぐジェスチャーを真剣な顔で何回も繰り返しています。笑
それがまた面白かったりするのですが。笑

すると、彼の息子と思われる小さな少年がやってきて、店主に何やら告げました。
それを聞いた瞬間、店主は全てのことを理解したように目を丸くし、叫びました。

店主「あぁ~!!"ノーチリ"ってことね!!!」

…。

……。

うん、、、言いましたよ。。。
さっきから僕、思いっ切り「ノーチリ」って何回も言ってますよ。。。
何なら、「ノーグリーンチリ」とか「ノーレッドチリ」とかも言いましたよ。。。

結局、このことをきっかけに店主と仲良くなり、おじさんはスープをサービスで付けてくれました♪インレー湖のおっちゃんもスープ付けてくれたし、皆優しいです♪
しかも、ここのスープはやたら美味でした♪

そんなこんなで、ミャンマー最後の夜も、最後まで投げ出さないミャンマー人の優しさに触れることが出来ました♪

明日はついにミャンマーともお別れです。。。涙










写真:夕食に食べたチキン野菜カレーとサービスしてくれたスープ


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~mihimaru GT『約束』~

マンダレーヒルからの夕日

ここマンダレーの見所は何と言っても、マンダレーヒルの頂上から見る夕日だと思います。

ゼェジョーマーケットを後にした僕は、特にすることがなくなってしまったため、一旦宿へと戻ることにしました。

マンダレーには町の中心に王宮跡があり、その周りに寺院などもあるのですが、ヤンゴンで寺院、バガンで遺跡を見てきた僕にとってはもはや魅力的な場所ではありませんでした。
そのため、僕のマンダレーでの目的は、先程訪れたゼェジョーマーケットとこれから向かおうとしているマンダレーヒルからの夕日だけでした。

15時半頃、宿の一階に降りていくと、バイクタクシーのおっちゃんがタイミングよく「マンダレーヒルに夕日を見に行かないか?」と声を掛けてきました。
どうやら、ちょうど宿泊客をこの宿に送り届け終えたところで、早くも次の獲物を狙っているようでした。仕事熱心でいいことです☆

宿からマンダレーヒルまでは6kmほど離れているため歩きではちょっと厳しく、かつバスなどの移動手段もないため、バイタクで行くしか方法はないようでした。
ということで、バイタクのおっちゃんに交渉し、2,000チャット(=200円)でマンダレーヒルの最下部まで行ってもらうことに。

マンダレーヒルには大きな寺院が建設されているのですが、その最下部では大きな2匹のライオンの像が待ち構えていて、そこから1,729段の階段が上へと伸びていました。
入口では靴を預け(200チャット=20円)、その階段を裸足でひたすら昇っていきます。

しかし、昇り始めて10分ほどで異変に気付きました。。。
もう夕暮れ間近だというのに全く観光客がいないのです…!
見掛けたのはたった2、3人です。。。

不安になりながらも30分ほど昇ると、終点のような所に着きました。
意外に早いし、相変わらず観光客はほとんどいないどころか、現地民すらいません。。。
どうしたもんじゃろ、とウロウロしていると、一人のミャンマー人を発見しました。

ピロトイナバ「ミングラーバ!」
ミャンマー人「ミングラーバ!」
ピロトイナバ「ここが頂上?」
ミャンマー人「違うよ。裏に道があるよ。」
ピロトイナバ「あ、本当に?チェズーティンバーデェ!」

とお礼を言って、先を急ごうとすると、、、

ミャンマー人「ニホンジン デスカ?」

と日本語で話し掛けられました。
その人は日本で5年日本語の勉強をしたらしく、かなり流暢でした。

そして、その話をきっかけにちゃっかりガイドしてもらっちゃいました♪

しかし、何故か歴史の説明に入った途端、日本語が急激に下手に。。。単語難しいのかな…。

何とか理解した情報を整理すると、、、

この寺院自体は100年前くらいに建てられたものだが、古い言い伝えを基にしている。
言い伝えによると、ある女性がお釈迦様に自分のおっぱいを切ってあげたら、お釈迦様が「2000年後にあなたはここに町を作るでしょう。」と予言した。
そして、その女性を2000年後に男に生まれ変わらせ、その男がこの町を作った。

とのことで、その男の像が頂上に安置されていると教えてくれました。
まぁ、分かるような分からないような、やっぱり分からないような話です。笑

そんなこんなで、頂上に到着しました。
頂上までは意外に疲れず、途中景色を見ながら、写真を撮りながらで40分ほどで昇り切ることができました。

頂上は、今までどこに隠れていたんだと思うほどの観光客でごった返していました…。笑
どうやら、皆さん頂上付近まで観光バスやらタクシーやらで来ているようでした。。。
ズルい…。
でも、いいんです。階段をひいこらひいこら昇って見た夕日の方が感動は一塩なのです。

このマンダレーヒルの頂上からは360°マンダレーの町が見渡せます。
眺めは最高だし、風がとても心地よく、清々しい気持ちにさせてくれます。
もちろん、夕日は申し分ありません!!オススメです!!!
ただ、その分、夕日のためのベスポジ争奪戦は熾烈です。。。笑

それにしても、この旅での丘登頂率&夕日視聴率ハンパない気がします。。。笑
まぁ、それくらいしかやることないし、町を一望すると何かその町を支配したような気分になり、気持ちがいいのです♪

そんなこんなで、サンセット後は暗くなる前にさっさと1,729段を駆け降りましたとさ☆



写真1-a:王宮跡の周りを囲う堀
写真1-b:王宮跡の周りを囲う堀に沿うように伸びる道路



写真2-a:マンダレーヒルの周りにある寺院その①
写真2-b:マンダレーヒルの周りにある寺院その②



写真3-a:マンダレーヒルの周りにある寺院その③
写真3-b:マンダレーヒルの周りにある寺院その④



写真4-a:マンダレーヒルに建てられた寺院の最下部で口を開けて待つ2匹のライオンその①
写真4-b:マンダレーヒルに建てられた寺院の最下部で口を開けて待つ2匹のライオンその②



写真5-a:頂上へと続く階段道
写真5-b:途中にある像



写真6-a:途中にあるカップル用撮影スポットその①
写真6-b:途中にあるカップル用撮影スポットその②



写真7-a:まだまだ続く階段道
写真7-b:まだまだある像
階段を昇っては、像があり、というのを数回繰り返します。



写真8-a:作品名「2000年後にここに町を作るでしょう」1ねん9くみ お釈迦
写真8-b:お釈迦様におっぱいをあげた女性
手には切り取ったおっぱいが乗っています。



写真9-a:途中にあった怖い像その①
写真9-b:途中にあった怖い像その②



写真10-a:終点かと思った場所
写真10-b:終点かと思った場所の裏にあった階段



写真11-a:頂上
写真11-b:頂上にいた女性の生まれ変わりの男性



写真12-a:頂上からの眺め①
写真12-b:頂上からの眺め②



写真13-a:頂上からの眺めを楽しむミャンマーの僧たち
写真13-b:爽やかイケメンの僧(左)とそれにあやかろうとしている僧(右)



写真14-a:マンダレーヒルからの夕日その①
写真14-b:マンダレーヒルからの夕日その②



写真15-a:ミャンマーで亡くなった第二次世界対戦の犠牲者を弔う慰霊碑その①
写真15-b:ミャンマーで亡くなった第二次世界対戦の犠牲者を弔う慰霊碑その②
日本人だけでなく、ミャンマー人、イギリス人も一緒に眠っています。



写真16-a:夕日が落ち、明かりが灯り始めるマンダレーの町その①
写真16-b:夕日が落ち、明かりが灯り始めるマンダレーの町その②

女性ばかりのゼェジョーマーケット

ロンヂー履くのに慣れた♪
早起きのコツを掴んだ♪
携帯メール打つのも大分遅くなったし、、、萎

ってことで、朝は朝食のため8時半に起床しました。
ミャンマーの宿は朝食付きの所が多く、ここET Hotelも宿代に朝食代が含まれています。

ということで、もはや朝食の定番となったトースト(たまにパンケーキ)とバナナを食べ、コーヒーをすすっていると、食堂のテレビから"Japan"という単語が聞こえてきました。

思わず振り返って画面を見ると、テレビではChannel Asiaという番組がやっていて、日本の中央自動車道のトンネル事故のニュースを報道していました。
トンネルの天井部分が崩れ落ち、9人が死亡したというものです。

あれだけ全てにおいて技術力の高い日本でも未だにこういう事故が起きてしまうのかと思うと、何かショックでした。

そして同時に、もはや日本にいても海外にいても死ぬ確率は変わらないと思いました。
こう言った言い方は被害者、遺族の方に失礼かも知れませんが、もはや運次第かなと、、、
実際、僕はこの事故が起きた場所を去年のちょうど今頃車で通りました。
「明日は我が身」ならぬ「去年は我が身」だったのです。。。


朝食を食べた後は、昨日に引き続きTea Shopに軽くネットをしに行きました。

席に着くと、一人の小さな少年が注文を取りに来ました。まだ小学生くらいの少年です。
ここのTea Shopには何故か知りませんが、やたら子供たちが働いています。
10人以上いますが、ほとんどが小学生高学年~中学生といった感じです。
皆、仕事熱心で、少しの英語を喋ることができるようでした。

注文を取りに来た"ヤ ア ウィン"という12歳の少年も、僕が頼んだコーヒーをカップに並々注ぎ、それをソーサーにこぼしながら危なっかしそうにテーブルに持ってきてくれました。笑
そして、僕の座っているテーブルに腰掛け、その弟分と共に唐辛子のような物をひたすらビニール袋に小分けする次の仕事に取り掛かっていました。

ヤ ア ウィンもその弟分も、顔にはミャンマーの化粧品であるタナカを塗っているのですが、それがまたかわいいのです。塗り方はどちらもムラがあるような塗り方ですが。。。笑

ヤ ア ウィンと仲良くなったため、僕は夕食にまたここに来ることにしました。
そして、店を出る時、彼に「また明日ね!」と言われたので、「また今夜来るから待っててね。」と言って別れを告げました。彼は「また明日!」を連呼していましたが。。。

Tea Shopを後にした僕はゼェジョーマーケットへと向かいました。
ゼェジョーマーケットはマンダレー最大のマーケットで、古いビルの中には薬局や布団屋、金を売買する金行など様々な商店が密集していて、業種ごとにブロックが分けられています。

ここには色とりどりのロンヂーが売られているということで見に来たのですが、カラフルな物は全て女性物で男性用はやはり地味系のものしかありませんでした。
値段も3,000~5,000チャット(=300~500円)とそこまで安いわけではありません。
質にも因りますが、ヤンゴンのマーケットの方が安いです(2,500~4,000チャット)。

マーケット内には本当に色々なお店があり、見て回るだけで楽しかったのですが、物が売れている様子はあまりありませんでした。笑
また、屋内は客も店員も暇そうにしている女性が多く、若い女の子たちは僕の姿を見ては何やら「キャッキャキャッキャ」して笑っていました。笑
まぁ、自慢ですが、東南アジアではめちゃくちゃモテますからね♪ふふふん♪

そんなこんなで、カラフルなロンヂーを買うという目的は達成出来ませんでしたが、代わりにリンスインシャンプーとフェイシャルクリームを買うことにしました。
ちょうど日本から持ってきたものがなくなりかけていたのと、リンスインシャンプーが200mlで600チャット(=60円)と破格だったのです♪
クリームの方は1,450チャット(=145円)とまぁ安くもなく高くもなくでしたが…。

ちなみに、Swee Ongもこのマーケットでシャンプーとリンスを購入したそうです…。笑










写真1:Tea Shopで働くヤ ア ウィン(左)とその弟分(右)
どちらも顔にタナカを塗っています。



写真2-a:ゼェジョーマーケットに行く途中で立ち寄った学校の生徒たち①
写真2-b:ゼェジョーマーケットに行く途中で立ち寄った学校の生徒たち②
完全に授業の邪魔しちゃいました。



写真3-a:ゼェジョーマーケットのある交差点に立つ時計塔その①
写真3-b:ゼェジョーマーケットのある交差点に立つ時計塔その②



写真4-a:ゼェジョーマーケットの入口
写真4-b:ゼェジョーマーケットの中その①



写真5-a:ゼェジョーマーケットの中その②
写真5-b:ゼェジョーマーケットの中その③



写真6-a:ゼェジョーマーケットの中その④
写真6-b:ゼェジョーマーケットの中その⑤



写真7-a:ゼェジョーマーケットの中その⑥
写真7-b:ゼェジョーマーケットの中その⑦


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~松浦亜弥『ドッキドキ!LOVEメ~ル』~

マンダレーのお祭り

起きると、12時になっていました。。。

夜行バスは本来、昼間の時間を使わずに次の目的地へと移動が出来、宿代が浮くばかりでなく、朝一から行動できるというメリットがある、旅人にはもってこいの移動手段なのです。

しかし、ミャンマーの夜行バスは、車内では眠れないわ、朝から動くには到着が早過ぎるわで、イマイチメリットを享受することができません。
ほとんどのバスは18時に出発するため、もう少しバスの出発時間を遅らせて、朝6時とか7時に着くようにすればいいのにと思ってしまいます。

これで、早朝にチェックインした分の宿代を徴収されたりしたら、ホント最悪です。
幸いにも、ここET Hotelは今夜の分から払ってくれればいいよ、と言ってくれましたが♪

ということで、半日を既に無駄にしてしまった僕ですが、一方のSwee Ongはと言うと、朝9時頃起きて活動を開始していました。。。
早起き出来る人っていいですね。。。睡眠欲星で生まれた僕にはとても無理です。。。

まぁ、明日も丸一日マンダレーで時間を使えるので、今日は適当に町をぶらつき、のんびりマンダレーの町を楽しもうと思います。マンダレーあまりすることないしね。。。笑

ということで、ランチとネットをするためにとりあえず宿の近くのTea Shopへ。

ミャンマーではWi-Fi環境がまだ整備されていなく、ゲストハウスでもWi-Fiを使える所はまだほぼありません。
実際、僕がここまで泊まってきた宿でWi-Fiが使えたのは、チャウンタービーチのShwe Hin Tha Guest Houseだけでした。しかも、電気が通っている17時半~21時45分の間だけです。笑
インレー湖で泊まったジプシーインには一応あったものの、スピードがクソ遅く使えなかったし、今泊まっているET HotelではWi-Fiのルーターが故障していて使えないとのことでした。

と言ったように、ミャンマーでWi-Fiを手に入れることはかなり至難の業となるのですが、そんな中結構な確率でWi-Fiが使えるのが"Tea Shop"なのです。
Tea Shopと言うと少しオシャレに聞こえ、スタバみたいな場所を想像する人もいるかも知れませんが、実際はコーヒーが飲めるただの大衆食堂です…。コーヒー一杯25円とかです…。笑

Tea Shopで久しぶりのインターネットに繋ぎ、Facebookを更新したり(ブログを更新できるほどWi-Fiの質はよくない…)、家族と連絡を取ったりしていると、Swee Ongが僕の姿を見つけ、店の中に入ってきました。

今朝に引き続き、さらに彼の旅の詳しい話を聞いて色々参考にさせてもらいました。
やはり、生の情報、しかも最近の情報は何よりも有り難く役に立ちます☆

その後、小一時間ほどでSwee Ongとは一旦別れ、町を歩いてみました。

宿の周りを少し歩いただけですが、マンダレーのダウンタウンには現地民向けの寂れた商店や食堂が軒を連ねているだけで、外部の人間にとっては一瞬近寄りがたい印象を受けます。
また、交通量が多く埃が舞っていることもあって、どこか町全体が土色をしています。

まぁ、変にコンビニやマックなどがあって、その明かりが目立っているより僕は断然好きですし、ミャンマー人が醸し出す人の良さがそれをあまりマイナスに感じさせません。

夕方頃一旦宿に戻ると、Swee Ongが先に部屋に戻っていました。
Swee Ongも今日は町をぶらついただけとのことでした。

夜になり、夕食を食べるため、僕ら2人は外に出ることにしました。

すると、マンダレーの町は全く別の町に様変わりしていました。
まるでアミューズメントパークです。

どっからどうやって持って来られたのか謎でしかないメリーゴーランドが暗いマンダレーの町の中でネオンライトを煌々と光らせています。しかも、3箇所くらいに設置してあります。

他にも子供用の簡易的なパチンコゲームに、大きなビニール製の滑り台、射的などの遊び場があり、麺や串、お好み焼きのような物を売っている屋台まで並んでいます。
射的では、いい歳こいたオッサンがエッチなポスターをひたすら真剣に狙っています。笑

どうやら、今日は一年に一回のお祭りの日のようです。
何を祭ったり祝うのかなど詳細は全くもって謎でしたが…。

ミャンマーのお祭りも、規模はかなり小さいものの、日本のものと似ています。
お祭り大好きな僕としては、屋台で食べ歩きたい気持ちもありましたが、屋台で売られているものはあまり魅力的でなかったため、麺とスープだけにしておきました。
衛生面に対する不安もまだあるのでね。。。

アジアの他の国のお祭りというと、宗教色が強くて、楽しみづらい印象や雰囲気がありましたが、このマンダレーのお祭りは全くそんなことは感じさせず、楽しむことができました。
お祭りに参加したというよりは、その雰囲気を楽しんだという感じですが。

浅草の三社祭、地元十条のお富士さんなどしばらく参加できないのが残念で仕方ありません。



写真1-a:Tea Shopの外側から
写真1-b:Tea Shopの内側から



写真2-a:Tea Shopで食べたバナナパンケーキ
写真2-b:宿の近くにあったあらゆるウィーラー屋さん
中には三輪車や乳母車のようなものまで吊り下がっています。。。笑



写真3-a:夜のマンダレーに突如現れたメリーゴーランド
写真3-b:夜のマンダレーに突如現れた滑り台



写真4-a:玉を上から落とし、同じ所に入れるゲーム
写真4-b:風船を割るゲーム



写真5-a:射的でエッチなポスターをひらすら狙っていたおっさん(黒シャツ)
写真5-b:射的の商品



写真6-a:お好み焼きのような物を売る屋台
写真6-b:屋台で食べたかなり辛い麺とスープ


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~RAZZ MA TAZZ『Merry - Go - Round』~

バーンアウト・シンドローム

バスはインレー湖の時と同様4時半にマンダレーのハイウェイバスターミナルに着きました。

悪夢の最後尾シートでは結局ほとんど眠れませんでした。。。
金輪際、絶対に最後尾シートには座らないと決意した瞬間でした。

バスを降りると、やはりこんな時間にも関わらず、客引きの雨嵐でした。
もはやウザい客引き達も、宿を決めていない僕にとってはありがたい存在です♪笑

客引き曰く、安宿があるダウンタウンまでは7mile(=11.2km)離れているとのことだったので、同じく宿を決めていない大輔さんと共にそれぞれバイクタクシーの後ろに乗り、ダウンタウンへと向かうことにしました。

ところが、バガン、インレー湖に引続き、宿を5ヶ所くらい回るも全てフル。。。
唯一、ET Hotelという宿がダブルルームのみ空いているとのことでしたが、料金は2人分払わなくてはダメとのことでした。。。

そこで、大輔さんとシェアしようと思うも、大輔さんは既に他の宿を探すべくどこかに行ってしまい、姿はありませんでした。

ET Hotelを諦め、大輔さんを探す意味でも、バイタクの運ちゃんが知っていたもう一つの宿へと行ってみましたが、やはりここもフル。。。ミャンマー安宿なさすぎです。。。><。

もうバイタクの運ちゃんもネタ切れのようであったため、仕方なく、ダブルルームで一晩だけ奮発することに決め、ET Hotelへと戻ってもらいました。

すると、ET Hotelの前にはバスで一緒だった中国人っぽい男性が立っていました。
彼もまたバイタクに連れて来られたものの、宿がなく困っている様子でした。

中国人っぽい男性「やぁ、宿見つかった?」
典型的日本人稲葉「ん~、ないよ。もう5、6個回ったけど、全部フルだったし。。。」
中国人っぽい男性「そうかぁ。。。」
典型的日本人稲葉「ここならダブルが空いてるらしいんだけど、良かったらシェアしない?」
中国人っぽい男性「俺は構わないよ。」
典型的日本人稲葉「OK!じゃあ、そうしよう☆」

ということで、急遽その中国人っぽい男性と部屋をシェアすることになりました。
お互いを連れてきたバイタクの運ちゃんたちの顔にも安堵の表情が窺えます。笑

部屋に荷物を置き、ベッドに腰を下ろすと、自然と自己紹介が始まりました。

彼はシンガポール人のSwee Ong。
つい最近、15ヶ月間の世界一周の旅から帰ってきたばかりでしたが、ミャンマーには行くことができていなかったため、追加でミャンマーを一ヶ月旅しているとのことでした。

タイのバンコクであったナガタさん以来の世界一周の先輩です!
これはラッキーです!色々情報をゲットできる大チャンスです☆

そして、彼の経験やオススメ情報などを聞いてると、こんなことを言っていました。

~以下、Swee Ongの会話を和訳(Documentary Ver.)~

あれは私が旅を始めてから10ヶ月ほど経ったときのことだった。
私は憧れていた南米にいた。
南米はとってもエキサイティングな場所だった。

しかしだ。
ある時突然もう旅をしたくないと思ってしまったんだ。
何故かは分からない。燃え尽き症候群のような感じだった。

とにかく動けず、私はその地をしばらく離れられないでいた。
あんなことは初めてだった。
旅が急に嫌いになってしまったんだ。

でも、そんな時に、ちょうど友達が南米に会いに来てくれたんだ。
結局、そのことが私の気持ちをリフレッシュしてくれたみたいで、その後再び旅への意欲を取り戻すことができたんだ。

~以上、Swee Ongの会話を和訳(Documentary Ver.)~

こういったことがあることは聞いてはいましたが、実際にそうなった旅人に会ったのは初めてであったため、僕は僕自信のことを考え、少し恐怖感を抱かないでもありませんでした。
Swee Ongの場合は何がきっかけでというわけではなさそうですが、多くの人はやはり旅先でのトラブルがきっかけで旅が嫌いになってしまうようです。

この旅では、タイとアメリカ以外、今まで行ったことのある国には行かないつもりです。
そのため、いくらこれまで色んな国を旅してきたとは言え、未知のことばかりなのです。
未知は好奇心をくすぐりもしますが、恐怖心や不安に繋がったりもします。

これから行く予定のインドやエジプト、南米ではトラブルが尽きないと聞いています。
正直、そういう情報を聞く度、「またか。」と憂鬱にもなったりします。
それでも、それ以上の魅力があるからその地に向かうのですが。

僕はどちらかと言うと「トラブルは旅に付き物」と考えている方ですが、それでもトラブルに遭えば気持ちは萎えるでしょうし、やはりトラブルに遭わないに越したことはありません。
今でこそまだ1ヶ月半と旅立ちホヤホヤで毎日無事に旅を楽しんでいますが、これからまだ1年以上も僕の旅は残されているわけで、この先どうなるのかなんて分からないわけです。

今まで旅先で大きなトラブルに遭ったことがない分、その度合いにも因りますが、トラブルに遭った時に自分がどうなるかが分かりません。
そう考えると、ちょっと怖い気がしたのです。

こう書くと、かなりネガティブな気持ちを抱いているように思うかも知れませんが(笑)、今のところ僕には旅を楽しみ続ける自信しかありません。
もちろん、不安や恐怖感もないわけではありませんが、それは先程も書いたように好奇心と共に"未知の物"に付きまとう不可避なオマケみたいな物なのです。笑

そんなこんなで、時刻は朝6時になっていたため、僕らは少しだけ眠ることにしました。













写真:ET Hotelの外観


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~THE YELLOW MONKEY『BURN』~

ただの水溜まり

今日もインレー湖はゲリラ豪雨と快晴の繰り返しという奇妙な天気でした。

昨日はほぼ無睡で動いていたので疲れが溜まっているかとも思いましたが、22時にベッドに入ったため、今朝は8時に目覚めよく起きることが出来ました。

チャウンタービーチでもそうでしたが、ミャンマーの宿に付いている朝食の時間は7~9時とかなり早く、早起きが大の苦手である僕にとってはイジメ以外の何物でもありません。。。
チャウンタービーチでは電気が21時45分に落ちるため、朝食の時間が早くなるのもまだ分からなくもありませんが、ここは別にそんな早くなくても、、、とか思ってしまいます。

外は生憎のよく分からない天気だし、町自体も昨日自転車で結構回ってしまったので、せっかく早起きしたものの、朝飯を食べた後は12時のチェックアウトまでゆっくりし、その後も受付のロビーでのんびり夕方迎えに来るマンダレー行きのバスを待つことにしました。

私はこの町に何しにやってきたのでしょう。。。
まぁ、所詮インレー湖なんてただの水溜まりですからね。。。←完全、負け惜しみ(笑)

ランチには、ジプシーインの斜向かいにあるローカルレストランに行きました。
宿から近いし安そうという理由で、昨日もこのレストランで夕食を取ることにしたのですが、これが当たりで、チャウンタービーチからずっと食べ続けている野菜カレーが本当に美味しく、かつ店の主人と仲良くなったため、今日も来るという約束をしていました。

昨日もサービスで中国茶をポットで出してくれたり、食後のデザートとしてバナナを出してくれたりしてくれたのですが、今日もお豆のスープをサービスで出してもらっちゃいました♪

ローカルレストランは当たり外れが多いし、メニューがなかったり、あっても英語表記がなかったりと、外部の者にとっては何が食べられて、それがいくらであるかが分からないのが困り所だったりしますが、当たったときのメリットは非常に大きい気がします。
特に贅沢が出来ない貧乏旅行者にとっては、安かったりボリュームが多かったりと、嬉しいメリットが多い気がします。


ランチ後に戻った宿では、昨日に引き続き上條さんとひたすら会話をして過ごしました。
上條さんの若い頃や息子さんの話、そして僕のオヤジや仕事のことなど、気付いたら3時間以上に渡りお喋りしていました。

今年70歳の上條さんは僕の2倍以上生きているのにも関わらず、僕に対しても敬語で、とても謙虚で聞き上手で勉強熱心でした。
今後も色々な国を旅したいとおっしゃられていたので、是非またどこかでお会いして、その時までのお互いの経験談を交換し合えたらと思いました。


そうこうしているうちに時刻は18時となり、僕は上條さんに見送られる中、迎えのトゥクトゥクに乗り込みました。

そして、バスターミナルでは、また日本人との出会いがありました。

彼はミャンマー限定で一ヶ月旅をしている神奈川県海老名市出身のカメラマン林大輔さん。
38歳という割には見た目は若く、かなりのイケメンでした。

ちょうど彼女さんと前半の2週間を旅し終えたところで、後半2週間は一人でミャンマーを旅するとのことでした。
彼女さんはもうすでに日本に向かったとのことでその場にはいませんでしたが、きっとめちゃくちゃかわいいんだろうな、と思わせる雰囲気がどこか大輔さんにはありました。

19時にやって来たバスは、乗客をパンパンに乗せた状態でマンダレーへと出発します。
最後の一席であった僕のシートは最後尾の真ん中で、左側は大きな西洋人の女の子2人、右側2人は現地民のおじいちゃんとその孫と思われる少女でした。
そして、この現地民のおじいちゃんと少女に僕は悩まされることになります。。。

なんか臭いんです。。。

うんこ臭いんです。。。

少女が食べているお菓子がうんこ臭いのか、おじいちゃんがうんこ漏らしているのか、もしくはその両方なのか、真相は定かではありませんが、とにかくうんこ臭いのです。。。

僕がバスに乗り込むときに、彼らに「ミングラーバ!」と挨拶したことをきっかけに、彼らは僕と目が合うと僕の顔を見てやたら笑ってきます。
きっと、どっちもうんこを漏らしていて笑ってごまかしているのに違いありません。。。

寝てしまおうかと思いましたが、最後尾のシートは背もたれが倒せません。。。
左隣のデカい西洋人も心なしかこちらサイドに攻めて来ている気がします。。。
うんこの匂いでも嗅ぎたいのでしょうか。。。
目の前の補助席でゴン寝している現地民の兄ちゃんにいたっては、頭を僕の方にカックンカックンさせる度にかぶっているキャップを僕の膝の上に落としてきます。。。

前の方で優雅に眠っている大輔さんがたまらなく羨ましく感じました。。。
絶対に彼女めちゃくちゃかわいいし。。。

そんなこんなで、インレー湖見てないけど、インレー湖とさようならです。笑
インレー湖、近くて遠い存在でした。。。



写真1-a:宿の斜向かいにあるローカルレストランNyaung Shwe Restaurantの入口
写真1-b:宿の斜向かいにあるローカルレストランNyaung Shwe Restaurantの中その



写真2-a:Nyaung Shwe Restaurantの野菜カレー(夜)
写真2-b:Nyaung Shwe Restaurantの野菜カレー(昼)



写真3-a:Nyaung Shwe Restaurantの主人と奥さん
写真3-b:Nyaung Shwe Restaurantの主人と客


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。
近くて遠い湖でした。笑

~ZARD『かけがえのないもの』~

もう一人の日本人

僕が泊まっているジプシーインには、もう一人日本人の男性が泊まっています。

サイクリングから帰り、宿のロビーでゆっくりしていると、日本人の男性がロビーに入って来て、僕の隣に腰掛けました。

ピロトイナバ「あ、お疲れ様です☆」
日本人の男性「あ、どーもどーも。」
ピロトイナバ「雨さっき凄かったですけど、降られませんでした?」
日本人の男性「はい、何とかね。ホント変な天気でまいっちゃいますよねぇ。」
ピロトイナバ「今日はどちらに行かれてたんですか?」
日本人の男性「今日はね・・・」

彼は上條浤一さん。
僕と同じくこのジプシーインに宿泊している日本人です。

今朝、僕がジプシーインに入って来ると、受付には誰もいなかったため、受付のすぐ側にある椅子に座っていたおじいちゃんに僕は英語で声を掛けました。

ピロトイナバ「受付の方ですか?」
おじいちゃん「いいや、違います。」
ピロトイナバ「あ、すいません。受付の方はどこにいるか知っていますか?」
おじいちゃん「いいや、分かりませんが、すぐ戻って来ると思いますよ。」
ピロトイナバ「そうですか。ありがとうございます。」

こんな普通のやり取りを終えると、今度はおじいちゃんの方から「もしかして、、、」と日本語で声を掛けてきました。
これが上條さんとの出会いでした。

ミャンマー人は日本人に顔の系統が似ているため、僕は上條さんのことを現地の方だと思い、上條さんもまた、僕がロンヂーを履いていて、尚且つ僕の立ち振る舞いがあまりにも自然体というか慣れているように感じたため、現地の人だと思ったとのことでした。

話を聞くと、上條さんも今日の深夜3時半にバスを降ろされ、泊まる宿に困り、朝になるまでMonasteryの軒下で待機していたとのことでした。恐らくすれ違っていたのでしょう。
そして、朝ジプシーインに来てみると早朝にチェックアウトした人がいたらしく、その人の部屋の清掃が終わるのを受付で待っていたときに僕がひょんと現れたとのことでした。

上條さんは近年になってバックパッカーまがいのようなことをし出したらしく、そのためにバイトなどをしたりしているようで、奥さんには呆れられているとおっしゃっていました。笑

また、自転車が好きなようで、スイス、オーストリア間を自転車で渡ったりとなかなかアクティブなことをされたこともあるのだとか。。。
そして、今日は明日のためにインレー湖の町にあるレンタルサイクル屋さんを物色し、質のいいマウンテンバイクを取り扱っているお店を発見してきたとのことでした。

さすがです!自転車にかける情熱が違います。
僕のチャリなんか完全にデコボコ道走行不可のチャリでしたからね。。。

話を聞いていると、本当にマインドが若いということが伝わってきます。
70歳と言えば高齢者に位置付けられてしまうため、周りは心配したり、反対したりする人も多いでしょうが、僕は是非そのかっこいいスタイルを貫いて欲しいと思いました。

こんなかっこいい70歳になりたいものですね♪

インレー湖は遠かった、、、

ここまで来るのに既に色々ありましたが、時刻はまだ9時を過ぎたばかりでした。。。

少し眠りたい気持ちもありましたが、まだ部屋が空いていなく、清掃などの都合上、チェックインできるのは14時以降とのことであったため、バックパックだけ受付に置かせてもらい、借りたチャリでインレー湖まで行っちゃうことにしました。

旅行会社のオフィスのおばちゃん曰く、インレー湖までは自転車で片道1時間半とのこと。
同時にくれた超簡易的なお手製の地図を頼りに、疲れている体に鞭を入れ、舗装されていないデコボコ道の上を一生懸命走ります。

ちなみに、僕が借りたチャリは日本の中古のようで、ハンドルの真ん中の部分には日本語の文字が書かれたシールが貼ってありました。
また、シールには絵も描かれており、波線("~~~~~"←こんな感じ)の上を走る自転車の絵の上には思い切り大きくバッテンがされていました。。。

…。

うん、、、きっと「インレー湖の上の走行は不可」という意味なのでしょう。。。笑


雨はいつの間にかすっかり上がっていました。
運は完全に僕のものです!
行動するなら今しかありません!!

しかし、途中の休憩を除き、2時間くらい必死にペダルを漕いだのですが、行けども行けどもインレー湖に着く気配はありません。。。
たまに遥か左の方に川のようなものが見えるだけです。。。
進めば進むほど人気もほとんどなくなり、バナナ畑が広がるのみです。。。

地図は簡易的ではあるものの、道もシンプルだし、途中の分かれ道などでは現地民にちゃんとインレー湖がどっちか聞いたので、間違えようがありません。
不安になりながらも人気のない道をさらに進むと、20分ぶりの現地民を見かけました。

ピロト「ミングラーバ!」
現地民「ミングラーバ!」
ピロト「インレー湖ってこっちでいいんだよね?」
現地民「あぁ、合ってるよ。」
ピロト「おぉ、良かった♪自転車であとどのくらいかかるか分かる?」
現地民「自転車でか?ん~、、、2時間くらいだな。」
ピロト「…。……。………。チェ、チェズーティンバーデェ(ありがとう)。。。」
現地民「ハハハ!チェズーティンバーデェ!ハハハ!」

どうやら、自転車で湖まで1時間半で行けるというのはガセだったようです。。。

ここからさらに2時間もかかったら、帰りは4時間かかる計算になります。。。
さすがに、そんなに湖のために頑張れません。。。
しかも、2時間というのもいまいち信憑性がありません。。。

ということで、やむなく折り返すことにし、来る途中にあったKhaung Daing Natural Hot Spring Inleという温泉でふて腐れながら、癒されることにしました。

すると、運を手放してしまったのか、温泉に向かう途中で雨が降り出してきてしまいました。
すぐに止んでくれと祈りながら、温泉へと先を急ぎましたが、雨は止んでくれませんでした。
それでも、小降りで、温泉に入れないほどではなかったため、入ってしまうことにしました。

ピロトイナバ「ワレは温泉に入りたいのでおじゃぁ~る。」
温泉の受付嬢「2時間で7,200チャット(=720円)ポッキリです。水着は持っていますか?」
ピロトイナバ「水着?水着は持っていないのでおじゃぁ~る。」
温泉の受付嬢「500チャット(=50円)でレンタルできますが。」
ピロトイナバ「では、レンタルするのでおじゃぁ~る。」
温泉の受付嬢「では、少々お待ち下さい。」
ピロトイナバ「少々待つのでおじゃぁ~る。」

そして、水着を持って来てくれるのを待つこと5分ほど、、、

温泉の受付嬢「すいません、水着は今ないようです。雨のせいで乾いてないようで。。。」
ピロトイナバ「…。……。………。おじゃぁ~る。。。」

レンタルの水着が乾いていないってどういうことよ。。。
どんだけレンタルの水着のストック少ないのよ。。。
どんだけ他人の着用し立てホヤホヤを渡そうとすんのよ。。。

温泉の受付嬢「タオル着用での入浴でも良ろしければ無料で貸出ししますが。」
ピロトイナバ「タオル着用?おぬしらが良ければワレは苦しゅうないのでおじゃぁ~る。」

ということで、無事温泉に入れることになったのですが、雨が少し強くなってきてしまったため、その間に温泉に併設されているレストランでランチを食べることにしました。

すると、これが功を奏し、ちょうど入浴の時に晴れ間が出て来てくれました♪

温泉は男女混浴で、屋外に直径3mくらいの円形のプールが3つあり、それぞれ温度がちょっとずつ違っていました。
何かしらの効用があるとは思えないし、温泉らしい匂いも全くしないので、温泉というよりは温水プールに浸かっているという感じでしたが、疲れている体を癒すには十分でした。
とても気持ちが良く、出たり入ったりを1時間半ほど繰り返しちゃいました♪


町に戻り、自転車を返却し、宿に着くと時刻は15時半になっていました。
そして、宿に着いた瞬間にゲリラ豪雨。。。
一瞬でも宿に着くのが遅かったら、温泉に入った意味などないくらいズブ濡れになっていたことでしょう。。。マジでナイスタイミングです♪

結局、インレー湖は見れずにサイクリングしただけでしたが、温泉に入れてリフレッシュできたので良しとしようと思います。

ってか、ボートトリップしていたら、豪雨で悲惨なことになっていたことでしょう。。。



写真1-a:宿の前を流れる川とインレー湖行きのボートその①
写真1-b:宿の前を流れる川とインレー湖行きのボートその②



写真2-a:序盤に自転車で通った気持ちのいい林道その①
写真2-b:序盤に自転車で通った気持ちのいい林道その②



写真3-a:林道から見えたのどかな景色その①
写真3-b:林道から見えたのどかな景色その②



写真4-a:一時間半ほど走ったところにあったモーニングマーケットその①
写真4-b:一時間半ほど走ったところにあったモーニングマーケットその②



写真5-a:二時間ほど走ったところに伸びていた道
写真5-b:二時間ほど走ったところに広がっていたバナナ畑



写真6-a:Khaung Daing Natural Hot Springの入口
写真6-b:Khaung Daing Natural Hot Springの庭



写真7-a:Khaung Daing Natural Hot Springの温泉その①
写真7-b:Khaung Daing Natural Hot Springの温泉その②

インレー湖満喫準備完了

おっちゃんが僕にくれた猶予は一時間でした。

おこがましくもレストラン"Sun Flower"にバックパックを置かせてもらい、まずは旅行会社のオフィスへと向かいました。
一刻も早く宿を探したい気持ちでしたが、その前に12月2日(日)の夜行バスまでフルになってしまっては、12月4日マンダレー発バンコク行きの飛行機に間に合わなくなってしまいます。
そのため、まず12月2日のチケットを予約してしまうことにしたのです。

オフィスに着き、おばちゃんに「やはりMonasteryもフルでダメだったよ。でも、そこの"Sun Flower"っていうレストランのおっちゃんが泊めてくれるって言ってくれたよ。」と一応近況報告をすると、それに関しておばちゃんは何も言わず、少し笑って頷いているだけでした。

12月2日の夜行バスの空席状況に関しては依然余りがあるようでした。
しかし、予約をする前に、もう一度だけ、最後に今日と明日のチケットが本当にフルなのか調べてもらうことにしました。
やはり、できれば一日でも早くインレー湖を発ってマンダレーに着いておきたいのです。

バス会社かどこかに確認してくれたおばちゃんが電話を切り、口を開くのを待つと、、、

なんと、キャンセルが出たのか、明日の夜行バスで最後尾なら一席だけ余っているとのこと!

奇跡!!即座に購入です!!!

運が向いてきました!!!!!

これで、インレー湖には一泊だけで次の目的地マンダレーに向かうことができます♪
まだ肝心の宿探しが残っていますが、最悪一泊だけならあのおっちゃんの家でも我慢できます。
やはり、最後まで望みは捨てないことです!

さらに、マリオがスターを取ったときのようなノリノリ状態になった僕は(←単純…笑)、その旅行会社が同時にサービスを行っているレンタサイクルをすることにしました。

インレー湖へはボートで行くのが主流のようですが、自転車でも行けるとのことだったので、お金節約&自分の行きたいところに行きたいという理由で自転車を選びました。
しかも、宿探しのためには自転車がかなり役立ちます♪

自転車を手に入れたスターピロトは、クリボーみたいな色をしたミャンマー人をぽこぽこ跳ね飛ばし、昨日回って断られた宿をもう一度あたって行きました。

そして、宿を探し回ること2軒目。
ジプシーインというゲストハウスでチェックアウト状況を確認すると、、、

なんと、今日12時に一人チェックアウトが出るとのこと!!!

一泊の値段は15,000チャット(=1,500円)とちょっと高めであるものの、ダブルルームの部屋は広く清潔でシャワーとトイレは部屋に付いているし、朝食(別にいらない…笑)も付いているというので、即決でここに泊まることにしました。

やはり、チェックアウトする人はいるのです!!
早めに宿が見つかって本当にホッとしました。

宿もバスも無事押さえることができた僕は、バスを予約した旅行会社のオフィスに戻り、明日の夜ジプシーインまで送迎車を出してくれるよう頼み、"Sun Flower"へと向かいました。

"Sun Flower"では、先程のフランス人おばちゃんたちが朝食を食べていました。
何故かレストランのおっちゃんよりもそのおばちゃんたちに申し訳なさを感じつつ、他の宿が見つかったことを告げ、お礼と別れを言い、レストランを去りました。
おばちゃんたちは羨ましそうにこちらを見ていましたが、笑顔で見送ってくれました。

少し遠回りをしてしまった気もしますが、これでようやくインレー湖満喫に専念できます♪



写真1-a:やっとこさ泊まれることになったジプシーイン
写真1-b:やっとこさ泊まれることになったジプシーインの部屋その①



写真2-a:やっとこさ泊まれることになったジプシーインの部屋その②
写真2-b:やっとこさ泊まれることになったジプシーインのシャワールーム

livedoor プロフィール
QRコード
QRコード
記事検索
アクセスカウンター

  • ライブドアブログ