ピロティ~旅行記 ~世界征服を企む男の旅~

世界征服を企む一人の男が世界一周をするという旅行記です。 俺の夢は世界征服(=世界中に友達を作ること)です。 地球上のあらゆる土地に足を運び、その土地の人たちと触れ合い、価値観や人生観をぶつけ合えたらと思って世界に飛び出ることにしました。

チャンウタービーチでまったり♪

今日はひたすらチャウンタービーチを眺めながら、まったりDayです♪

昨夜飲んだ風邪薬が効いたのか、疲れが溜まっていたのか、ちょくちょく目が覚めるものの、体は起きることを拒み続け、活動を開始できたのは12時30分を過ぎてからでした。
起きてみて、携帯の充電をチェックすると、全く充電ができていなかったことから、停電はあの後もずっと続いていたようでした。

シャワーを浴び終え、歯を磨きに再度シャワールームに行くと、クレメンスの友達が元気そうにシンクで洗濯をしていました。
体調はかなり良くなったらしい。まさか昨晩食べていた白米が効いたのでしょうか。。。笑

今日は何をするでもなく、昨日のビーチサイドバー(昼間はレストラン)で一杯のバナナシェイクを飲みながら、ずぅーーーーっと海を眺めてぼんやり過ごします。天気も良く最高です♪

ここの海はフィジーやタヒチほどとまでは言いませんが、かなり綺麗で透明度もあり、それでいて観光客も多くないので、とても落ち着くことができます☆
綺麗な海を見ているだけで、本当に心が洗われるような気分になります。
タイのパーイも落ち着ける場所でしたが、やはり僕は山より断然海派です♪

ゆっくりと流れる時間を噛み締めるようにひたすら雰囲気を楽しみました。

そして、3時間くらい海を眺めていると、昨日パテインからのバスで一緒になったミラノ出身のイタリア人2人が僕の姿を発見し、声を掛けにやってきてくれました。
「部屋はどうだ?」とか「ホットシャワーは使えるか?」などお互い泊まっている宿の情報交換をし、お互いあまり変わらない条件に安堵や諦めの気持ちを共有しました。笑

そして、イタリア人2人は、彼らが会ったベルギー人から得た情報をシェアしてくれました。
どうやら、ここより北へバイクで50分くらい走った所にマウングナマ(?)ビーチというビーチがあり、そこはここよりも観光客が少なく海も綺麗らしいとのことでした。

彼らは明日早速行ってみようと思うと話していました。
僕は、パーイでの事故のこともあるため、"バイクで50分"がネックになっていましたが、"さらに綺麗な海がある"という言葉にかなり魅力を感じていました。

しばらくすると、今度はクレメンスたちが浜辺に現れました。
友達の体調は完全に回復した模様で、クレメンスと共に海に入りじゃれ合っていました。

今日はほとんど雲もなく、かなりのいい天気であったため、昨日見れなかった夕日がくっきりと綺麗に見えました。

日本にいたら大体会社にいるし、休みだったとしても、東京のビル群の中にいては、物理的に難しいのでしょうがないのですが、日本にいる時は夕日など全く気にも掛けませんでした。
しかし、この旅に来て、その土地その土地でチャンスこそあれば積極的に夕日を見ようとしている自分がいるのに気が付きました。

理由は分かりませんが、恐らく、自分でも知らずのうちに太陽に何か神秘的なものを感じているのだと思います。
その証拠に、僕は2003年の元旦から10年連続で海に行って初日の出を見ています。
それ以外の朝日は、早起きが大の苦手である僕には到底縁のないものとなっていますが…笑

しかし、面白いことは、沈む太陽はただ一つなのに沈む場所はいくつもあり、その場所ごと太陽の大きさ、色、形、沈み方が違うことです。
よく夕焼けだけを集めた写真集などがありますが、それを撮りたくなる写真家の気持ちが少し分かったような気がしました。

夕焼けを見た後は、少し肌寒くなって来たこともあり、ビーチを離れました。

Wi-Fiをゲットするために、ホテルの受付に座っていると、僕をここまで連れて来てくれたヤットゥがふと現れました。
彼は「ヒロト」と発音できないのか、僕のことを「ヒットォ!」と呼びます。
何回教えても直らないので、もう諦めることにしました。笑

ヤットゥに先程仕入れたマウングナマ(?)ビーチのことを聞くと、自転車で30分で行けるとのこと。。。イタリア人はバイクで"Fifty"じゃなくて、"Fifteen"って言っていたのかしら…。
バイクを借りたいと言うと、ガソリン満タンの状態で一日10,000チャット(=1,000円)と言う。正直ちょっと高い…。ちなみに、自転車は3,000チャット(=300円)とのこと。

とりあえず、その時は「また明日の朝の気分で決めるわ。」と言ってヤットゥとは別れました。

夜は、ビーチを少し散歩し、夕飯にはついにミャンマーカレーデビューを果たしました♪
ミャンマーカレーは美味しい美味しいとたくさんの旅行者から聞かされていましたが、ここまで食べる機会がなく、遅れたデビュー戦となってしまいました。

僕は野菜カレーを注文したのですが、スープカレーのように汁っ気があり、思っていたほど辛くもなく、食べやすい味でした。野菜もたっぷり入っていて、僕は結構好きな味でした☆

そして、宿に戻ると、例の停電。。。

と、思いきや、実は17時30分~21時45分までしか電力が使えないらしい。。。

そんなアホなっ!!!笑

今時の良い子でもそんな早い時間には寝ませんよ。。。笑

とは言え、電気がなくてはすることもできないため、寝ることに。
体調は、綺麗な海のお陰で大分良くなってきましたが、依然として喉の痛みが取れず、熱も37℃をキープ。。。

そんなこんなで、ふて寝です。。。Zzz...



写真1-a:Shwe Hin Tha Guest House
写真1-b:Shwe Hin Tha Guest Houseの前の道路



写真2-a:Shwe Hin Tha Beach Hotel
写真2-b:ホテル側の受付からビーチへと続く道



写真3-a:チャウンタービーチその①
写真3-b:チャウンタービーチその②



写真4-a:チャウンタービーチその③
写真4-b:チャウンタービーチその④



写真5-a:ビーチサイドレストランからの眺め
写真5-b:ビーチサイドレストランで頼んだバナナシェイク



写真6-a:夕暮れ時のチャウンタービーチその①
写真6-b:夕暮れ時のチャウンタービーチその②



写真7-a:外人に興味を持ったミャンマー人の赤ちゃん①
写真7-b:外人に興味を持ったミャンマー人の赤ちゃん②



写真8-a:夜のチャウンタービーチその①
写真8-b:夜のチャウンタービーチその②



写真9-a:夜のチャウンタービーチその③
写真9-b:野菜カレー


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~D-51『Top of the summer』~

西洋人と東洋人

バスはパテインから約3時間かかり、チャウンタービーチに到着しました。

かなりの暑さ、狭さにもかかわらず、後半寝ていた自分に我ながら逞しさを感じました。笑
先程まで物乞いたちのことを考えていたのにもかかわらず、案の定、こんな感じです。。。

バスに乗っていたミャンマー人に「ここがチャンウタービーチだ。」と教えられたものの、バスを降りたところからビーチは見えませんでした。
バスを降りたところにはホテルの客引きが2、3人いて、その内の一人のおじさんがShwe Hin Tha Guest Houseという所に一泊8$(=640円)で泊まれると言ってきました。
意外に安い!と思い、とりあえず部屋を見せてもらうことにしました。

ヤットゥという名のおじさんのバイクの後ろに乗り、5分ほど。
どうやらShwe Hin Tha Guest Houseというのは、Shwe Hin Tha Beach Hotelがバックパッカー用に作った安宿のようで、ホテルからは歩いて5分ほどの距離にポツンと佇んでいました。

早速部屋を見せてもらうと、部屋の半分以上をキングサイズのベッドが占めていて、部屋も比較的清潔で、泊まるだけなら何ら申し分ありませんでした。
ヤンゴンのMAHABANDOOLAに引き続き、シャワーはお湯が使えないものの、ホテル側の受付に行けばWi-Fiは使えるし、何よりも海が近かったので、ここに泊まることに決めました。

荷物を部屋に置き、ホテル側の受付にチェックインしに向かおうとゲストハウスを出ると、同じゲストハウスから出てきた20代前半くらいの西洋人の男性に声を掛けられました。

西洋人「ハーイ!」
東洋人「ハーイ!」
西洋人「今夜の予定は何かあるの?」
東洋人「特に何もないよ。今着いたばかりだし。まぁ、夕日見たいくらいかな。」
西洋人「だったら、今からビーチサイドのバーに行くから、一緒に飲まない?」
東洋人「いいね♪チェックイン済ませて、夕日の写真何枚か撮ったら、向かうよ。」
西洋人「OK!俺の名はクレメンスだ。君の名は?」
東洋人「寛人。外人には難しいと思うから、"Hiro"だけでいいよ。」
西洋人「OK!Hiro、よろしく☆」
東洋人「こちらこそ☆」

ビーチ近くの雰囲気がそうさせるのか爽やかなやり取りでした。

ホテルでチェックインを済ませると、夕日を見るためにビーチへと向かいました。
ビーチはホテルのすぐ裏側に広がっていて、そこまでの道にはヤシの木が植わっています。
まさに夏!海!ビーチ!と言った感じが、僕のテンションをどんどん高めていきます♪

この旅始まって初めてのビーチです♪
日本にいた頃に立てていた当初の計画では、ベトナムのハノイからフエに向かう途中でビーチに寄る予定でした。しかし、日程や移動手段の関係で諦めざるを得ませんでした。

今日は若干雲が出ていたため、満足の行く夕日は見れませんでしたが、それでもやはり夕暮れ時のビーチは綺麗でした。ビーチからの帰り際に見る夕日はいつも淋しくさせますが…。

夕日を適当に楽しんだ後は、クレメンスとの約束通りビーチサイドのバーへと向かいました。
バーはホテルが持っているもので、受付からビーチへと抜ける道の終点にあります。
バーでは、クレメンスがすでに一人でミャンマービールの瓶を一本空けかけていました。

彼はオーストリアのグラーツという街の出身で、友達と2人でアジアに来たものの、ミャンマーに来てその友達が体調を崩してしまったため、今日は一人で行動しているとのことでした。
オーストリアからタイに入り、ミャンマー、再びタイ、ラオス、ベトナム、カンボジアと回るらしく、1月にはベトナムのハノイに彼女が来るとのことで、やたら楽しみにしていました。

僕のこれまでの旅の話をしたり、日本と中国の関係を聞いてきたり、色々な話をしました。
バーで会話とお酒を楽しむこと約3時間、あっという間に時間が過ぎ去っていました。

途中、部屋で休んでいたクレメンスの友達が夕食を食べにやって来ましたが、まだ食欲が戻らないらしく、白米だけを注文してそのまま食べていました。。。逆にすげぇ。。。笑

そして、22時前に部屋に戻ると、いきなり停電。。。
ミャンマー名物の停電はビーチサイドでも顕在のようです。。。笑
ただ、今夜の一向に復旧する見込みはありそうにありません。。。

まだ22時を少し過ぎたくらいでしたが、パーイの事故からの微熱が断続的に続いていたため、大事を取って薬を飲み今日は早めに寝ることにしました。
ただ、気候といい、宿といい、海の綺麗さ、ビーチの近さといい環境は最高です♪

ここに連れて来てくれたヤットゥにひたすら感謝です☆ありがとう、ヤットゥ♪♪



写真1-a:ホテルの受付からビーチへと続く道
写真1-b:ヤシの木と月



写真2-a:夕暮れのチャウンタービーチその①
写真2-b:夕暮れのチャウンタービーチその②



写真3-a:夕暮れのチャウンタービーチその③
写真3-b:夕暮れのチャウンタービーチその④



写真4-a:ビーチサイドレストラン
写真4-b:ビーチサイドレストランの中から



写真5-a:ビーチサイドレストランの中
写真5-b:クレメンスとその友達

"物乞いたち"との向き合い方

11月24日(土) "物乞いたち"との向き合い方

パテインを出発したバスは、野ざらしにされた自然の中をただすら走っていきます。

チャウンタービーチまでの道はかなり悪く、バスはかなり揺れます。
エアコンもない寿司詰め状態の車内は、かなり暑苦しく、まさに地獄のようでした。
その上、バスは途中、いちいち集落のような所で停車します。
その度に、物売りや物乞いたちがバスの窓から売り物やら手やらを伸ばしてきます。

しかし、他の国と違うのは、結構な割合でミャンマー人たちは物を買ったり、お金をあげたりしているのです。彼らは決してお金持ちには見えません。むしろ、貧乏人に見えます。
自分より少しでも貧乏であったり、困っている人がいれば、自分の持っているその少ない余力で一生懸命助けようとするのです。たとえ、それが見ず知らずの人であったとしてもです。

僕はその光景を目にして、心が動かされないわけがありませんでしたが、物乞いには一銭もあげないと決めていたため、その時は何もせずにただその光景を眺めていました。
というか、眺めることしかできませんでした。

物乞いにお金をあげるのがいいのか悪いのかイマイチ分からなかったのです。
物乞いたちとどう向き合って、どうしてあげればいいのかが分かりませんでした。

ミャンマー人同士であれば、"助け合いの精神"という意味でそのやり取りには双方向の矢印が見えますが、旅行者(外部の人間)と物乞いとでは、矢印は一方向のみです。
別に見返りが欲しいわけではなく、旅行者に対し、"お金を持っている人たち"、"お金をくれる人たち"というイメージだけが植え付けられてしまう気がして嫌だったのです。

たとえ少しの金額であったとしても、お金をあげることでその人の暮らしは、微々たるものながら、"一瞬リッチ"になるかもしれません。
しかし、その金額以上に、そして遥かにその人の"心がプア"になってしまう気がしたのです。しかも、それは"一瞬ではなく、永遠に"。。。

とは言え、悲しそうな苦しそうな顔をして、弱々しく手を伸ばしてくる人たちを心から無視することなんかはできません。
体で無視するしかないのですが、それはとてもとても心が痛みます。"無視する行為"に、というよりは"そういうことをすることでしか生きていけない人たちがいるという事実"にです。

そして、それと同時に自分の都合の良さにも戸惑いを感じました。
こういう場を目の当たりにしたからこそ、"物乞いたち"のことを考えましたが、しばらくすれば、そんなことはすっかり忘れて旅を引き続き楽しんでいる自分がいるのです。

結局、自分に都合のいいように理由をつけて、"物乞いたち"から目を背けてるだけなのではないか、と思ってしまうのです。
本当に心からそれが問題だと思うなら、真剣に向き合うべきなのかもしれませんが、それをしていない自分は、本当は"物乞いたち"を怖がって避けているだけのような気がするのです。

正直なところ、残念ですが、それは正解だと思います。実際、やはり怖いのです。

かと言って、最初に書いたような気持ちが全くないようなわけではありません。
少しのお金で"物乞い"が本当に生活も心もリッチになるのであれば、僕はそれを厭いません。
しかし、やはりそうなるとはとても思えません。

だから、お金だけではなく、"物乞いたち"と向き合い、彼らの背景を理解し、問題を根本的に解決することが必要となるわけですが、それをする勇気が僕にはありません。
結局、"物乞いたち"に対し、何もできていないのです。
"物乞いたち"をゴミとしか思っていない人間たちと同じになってしまっているのです。

それはそれで事実なのかも知れませんが、やはり悔しいのです。

こう思うのはやっぱりエゴなのでしょうか。
結局、自分がよく見られたいだけなのでしょうか。

中途半端に抱いてしまった気持ちのために、全てが分からなくなります。。。


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~Mr.Children『Alive』~

信頼度の高い国

今日は3泊したヤンゴンを離れ、西のチャウンタービーチを目指します。

朝起きてみると、お腹の調子に異変は見られませんでした。屋台挑戦成功のようです♪
チャウンタービーチへも無事目指すことができそうです☆

昨晩は、ずっとシュワちゃんが気になり、よく眠れませんでした。。。
寝返りを打ちシュワちゃんの方向を向くと、シュワちゃんは必ずこっちを向いて寝ていたため、すぐさままた元の方向へ向き直さないといけなく、自分の形で眠れなかったのです…。
そんなシュワちゃんは朝5時半頃チェックアウトして出て行ったようでした。

チャウンタービーチへは、まずローカルバスでHlaing Than Yauという長距離バスが出ているバスステーションまで行き、そこから長距離バスを2本乗り継ぐ必要があります。
Hlaing Than Yau Bus Stationまでは1時間ほどかかるということだったので、10時発のパテイン行きの長距離バスに乗りたかった僕は、8時半に宿を出ました。

宿を出る時、ボスにはお礼と共に「また戻って来るから。」と一言言い残しました。
ボスにとっては、多くの宿泊客のうちの一人が残した社交辞令的挨拶くらいにしか聞こえなかったかも知れませんが、僕的にはかなり本気の口約束でした。
彼とは事務的な会話しかできませんでしたが、いつもかなり親身になってお世話してくれ、本当に感謝しています。次回来るときは、もっといろんなことを喋りたいと思います。


ローカルバスは1時間10分ほどして終点のHlaing Than Yau Bus Stationに到着しました。

バスを降りると、あるミャンマー人の兄ちゃんが「どこ行くの?」と声を掛けてきました。
「パテインぜよ。」と言うと、「OK。こっちアルよ。」と言い、勝手に歩き出しました。

このバスステーションは、ヤンゴンより西方面へ向かうバスたちのハブ的存在になっているようで、ステーション内にはいくつものバス会社のオフィスが並んでいます。
文字通り右も左も分からなかった僕は、素直にそのお兄ちゃんについていくことにしました。
お兄ちゃんは、僕が背負っているバックアップを気遣いながら、パテイン行きの長距離バスを運行させているバス会社のオフィスまで連れていってくれました。

他の国ではまず信用できませんが、ミャンマー人は変な所に連れて行ったり、案内代や手数料を不正に請求したり、ということはまずしないので安心してついていくことができます。
オフィスでパスポートのコピーが必要と言われ、パスポートを持って行かれて20分くらい返って来なくても、心配する必要はありません。とは言え、やはりちょっと心配ですが…。笑

ここまで何回かミャンマー人の人柄については触れてきましたが、とにかく人がいいのです。
旅行客がまだまだ少なくて珍しいのか、やたらこちらを見てきますが、笑顔で応えれば、90%以上の確率で笑顔で返してくれます。
本当に僕はミャンマー人が好きです。バファロンの半分である台湾人を越えたかもしれません。ミャンマー最高です!空気は埃っぽく最悪ですが。。。

パテイン行きのバスは予定より30分遅れて10時30分にHlaing Than Yauを出発しました。
出発した瞬間、ゴン寝。。。Zzz...
旅に出て、"バスの中でゴン寝"という必殺技を覚えたのはホントに大きいことです。

パテインまでは5時間ほどということだったので、たっぷり寝てやろうと思っていました。
しかし、途中で、ミャンマー人の女性に肩を叩かれ、起こされてしまいました。
まだ出発して3時間ほどしか経っていません。

昼飯休憩なのかと思って「ランチタイム?」と聞くと、「パテインよ。」とのことでした。
予定よりも2時間も早くパテインに着いてしまいました。こんなこともあるんですね。。。

寝ぼけ眼でバスを降りると、「どこへ行くんだ!?」と客引きの雨嵐。。。
「チャウンタービーチへ行くねん。」と言うと、「違うバスターミナルだ。」と一言。

バス停を変えないといけないのは、僕も知っています。
肝心なのは、ここからどんだけ離れていて、どうやって行けるかです。

客引きたちの話では、「次のバスは14時発で、バイクで15分かかる。」とのことでした。
他の国では、そう言って5分で着き、「歩けたじゃないか、、、」と思うこともありますが、何度も言うようにここはミャンマーです。信頼度はかなり高い国なのです。
ただ、運賃については、他の国と同じで吹っ掛けてくるので、交渉が必要となりますし、中には嘘をついて来るミャンマー人もいるので完全に信頼できるわけではありませんが…。

ということで、4,000チャット(=400円)と吹っ掛けてきたのを、2,000チャットまで値切り、バイクタクシーでもう一つのバス停へ。

バイクタクシーは本当に15分程度走り、村のような所で止まりました。
そして、バイタクの運ちゃんは「あのバスだ。」と言い、前方を指差しました。
すると、そこにはクソおんぼろなローカルバスが一台停車していて、まさに出発の準備を着々と進めているところでした。

急いで走り寄り、出発の準備をせっせとしている兄ちゃんに声を掛けると、一旦「満席だ!」とフェイントを掛けられるも、その直後に「早く、乗れ!」と言われ、無事乗車。
どうやら最後の一席が空いていたようです。
パテインまでのバスが着いたタイミングも含め、マジラッキーです♪

しかし、車内の座席間隔はかなり狭い上に、これ以上ないくらいの寿司詰め状態。。。
しかも、エアコンなどという贅沢品はないため、熱気がかなりムンムンムンムン、、、笑

そんな中、人で溢れ返る車内を「ミングラーバ(こんにちは)、sorry」を連呼しながら、無理矢理通り抜け、最後尾の座席へ。席に辿り着くだけで、一仕事です。汗だくです。。。
最後尾の座席は外国人用のシートなのか、そこには既にジンさんという名の日本人1人(35?)とミラノ出身のイタリア人2人が窮屈そうに座っていました。

日本の証券会社に勤めているジンさんは、8月から12月まで出張でヤンゴンに来ていて、土日を利用し、チャウンタービーチへ行くと話していました。
何やら、大和と東証ともう1つの会社の計3つの会社で協力して、2015年までにミャンマーに市場をオープンするプロジェクトにアサイン(配属)されているとのことでした。

ちなみに、ジンさんは朝6時にヤンゴンを出たものの、ここで数時間待たされたそうです。
それに比べて僕は、朝比較的ゆっくりできた上に、待ち時間もほぼゼロ。マジラッキーです♪

そんなこんなで、地獄にも思える灼熱のバスはチャウンタービーチへ向けて動き出しました。











写真1:お世話になったMAHABANDOOLAの宿のボス



写真2-a:Hlaing Than Yauバスステーションその①
写真2-b:Hlaing Than Yauバスステーションその②



写真3-a:パテイン行きのバス
正面には"Tsuruga Kanko"の文字が。。。笑
写真3-b:パテイン行きのバスを運行させているオフィス










写真4:パテインにいたタナカを塗っている少女
ミャンマーの子供達はカメラを向けると真顔になります。。。笑



写真5-a:混雑しているパテイン発チャウンタービーチ行きのバスの車内その①
写真5-b:混雑しているパテイン発チャウンタービーチ行きのバスの車内その②

セクシーなカリン糖

ヤンゴン最終日の夜、いきなりカリン様はやってきました。。。笑

たかや君の忘れ物を受け取れず、屋台があった場所を通り過ぎることしかできなかった僕達は、再びTokyo Donutへと向かい、そこで他愛もない話に花を咲かせました。
Tokyo Donutの2階のテレビでは、カンニングの竹山みたいなヤツがMCをしていました。笑

そして、宿に戻った僕ら2人は、部屋を見るなり衝撃を受けてしまいました。

ドミトリーには、昨日まで4人が泊まっていましたが、こうじ君とかわぃぃかわぃぃドイツ人が今日ヤンゴンを去ってしまったため、たかや君と僕の2人が残されたと思っていました。

しかし、部屋には新人さんが一人いらっしゃっていました。

新人さんはパンツ一丁で寝転がっており、晒け出された上半身は黒光っていました。。。笑
カルバン・クラインやDOLCE&GABBANAのボクサーパンツの広告に出てきそうな男です。
ってか、アーノルド・シュワルツェネッガーそのものです。笑 シュワちゃんです。笑
部屋に入るや否やそんなもんが転がっているわけですから、驚かざるを得ません。

昨日までたかや君とこうじ君は、風呂上がりにロンヂーだけ腰に巻いている僕の姿を見て、セクシーとかAV男優とか言って笑っていましたが、そんなものは足元にも及ばないくらいのセクシーさとAV男優さです。笑 本物って、やっぱり凄いんですね。。。笑

見ているだけで笑いが込み上げて来てしまいます。笑
明らかに不自然にたかや君と2人でその場で笑っていたため、僕はバレるの恐れ、シャワーを浴びにその場をとりあえず離れることにしました。笑

そして、汗を流し、洗濯をし、部屋に戻ると、シュワちゃんは寝る体勢に入っていました。
しかし、その体勢を見て、僕は絶句してしまいました。。。

僕は、シュワちゃんをナメていました。。。
さっきまで見ていたシュワちゃんはまだ発展途上だったのです。。。

格好自体はパンツ一丁と変わりないのですが、セクシー度に磨きがかかっていたのです!笑
セクシーに寝るその姿はまさにアートでした。

ってか、シュワちゃんの寝ている布団は僕の布団のすぐ隣です。。。

ん?

待てよ、、、

ってか、そこかわぃぃかわぃぃドイツ人が寝てたとこじゃねぇかっ!!!!!怒泣

昨日は左向いたら天使がいたのに、今日は左向いたらセクシーなカリン糖ですよ。。。
今夜は左向いて寝られそうにありません。。。
でも、ケツ向けたら向けたで刺されそうでこれまた恐怖で寝られそうにありません…。
ヤンゴン最後の夜に、とんでもない新人が来たものです。。。><

そんなこんなで、シュワちゃんがセクシーに寝ている中、たかや君と話をしていると、いきなり外が騒々しくなりました。大きな声と何かを叩いている音が聞こえてきます。
何かなと思って外を見てみると、宿のすぐ下にはやたら人だかりができていました。

デモにしては、時間が遅すぎる気がします。
時計を見ると、ちょうど0時でした。
日付が変わって11月24日が何かの記念日なのでしょうか。

宿のボスの手下曰く、「これはIndian Festivalで、ここにいるのは全員インド人だ。」とのことでしたが、気になったたかや君と僕は外へと下りて行くことにしました。

人だかりは一つの団体のようで、宿の前の大きな通りを占拠するように集まっていました。
大きな声と音はその中心から聞こえてきます。

人混みを掻き分け、中心に近づいてみると、そこでは、子供からおじいちゃんまでが歌いながら踊るように体を左右に揺らし、自分の胸を自分の拳で叩いていました。
これが大きな声と音の正体でした。

歌いながら踊っているのは男性のみで、女性は全員ムスリムの黒装束を身にまとい、男性たちを囲うように外側でただ見ているだけでした。

何か楽しそうだったので、僕も調子に乗り、見よう見まねで胸を叩き踊ってみました。笑
ただ、何のお祭りか分からなかったので、外側にいるインド人に聞いてみることにしました。

ピロメド「これは皆何を祝っているのかな?」
インド人「ん??これは祝ってるんじゃないよ。イスラム教の預言者ムハンマドを思い出してるんだよ。まぁ、お葬式みたいなもんだな。」

お、お葬式!?

調子に乗って踊っている場合じゃねぇーじゃねぇか。。。

どおりで皆笑顔が少ないワケです。。。
インド人だからかと勝手に思っていました。。。すんません。。。

ちなみに、ジェシカも宿に泊まっているドイツ人の男を連れてこの騒ぎを見に来ていましたが、彼女は「これはクラブみたいなものよ。」って言って喜んでいました…。笑
まぁ、ジェシカは一旦殺された方がいいので、放置しておきましょう。。。

しかし、シュワちゃんだけはそんな喧騒もよそに相変わらずセクシーに眠っていました。。。










写真1:Tokyo Donutの2階にあるテレビに映っていたカンニング竹山



写真2-a:イスラム教徒たちの集い①
写真2-b:イスラム教徒たちの集い②










写真3:セクシーすぎるシュワちゃん

とある実験

RUBY MARTのフードコートでは、タイ料理屋の店員のお姉ちゃんたちが「あら、また来たのね☆」と言った感じで笑って接してくれました。

ミャンマー人は男性も女性も目が合ったときに微笑むと、ちゃんと笑顔を返してくれます。
全員が全員ではありませんが、90%くらいの確率でちゃんと微笑み返してくれます♪
もちろん、微笑みかけるのはこちらからです。

相変わらず美味しいガパオガイを平らげ、Tokyo Donutより遅いRUBY MARTのWi-Fiでネットに繋いでいると、たかや君が一言、、、

「あれ?僕、スー・チーさんグッズここに持って来てましたっけ??」

どうやら、先程の屋台に置き忘れてきてしまったようでした。

時刻は20時過ぎ。ほとんどの屋台が店をたたんでしまう時間です。
ミャンマーは閉店時間が早く、Tokyo Donutですら21時に閉店してしまいます。。。
僕たちは急いでRUBY MARTを出て、屋台に戻ることにしました。

しかし、案の定、店はもうすでに撤去していて、屋台の人が持って行ったのか、はたまた客が持って行ったのかは分かりませんでしたが、グッズはそこにはありませんでした。。。

「まぁ、日本円にしたら安いし、もし僕の買った物でミャンマー人が喜ぶならそれでいい。」と諦めモードのたかや君をヨソに、僕は何かワクワクするような気持ちを抱いていました。

この三日間、僕はミャンマー人の優しさ、人の良さというものに直で触れてきました。
それは、宿の人やRUBY MARTの人たちだけでなく、バスで客引きをする人、寺院で入場券を売る人、道端でフルーツを売る人、道行く人、ほとんどのミャンマー人に言えます。
道端で両替をしないかと持ち掛けて来るヤツらなど、一部の人間を除けば、ずる賢い考えを持つミャンマー人にはほとんど会いませんでした。

そのため、僕には、明日屋台の人が持って来てくれるような気がしてならなかったのです。

こういう言い方をすると語弊があるかもですし、何よりたかや君に申し訳ないのですが、「"本当にミャンマー人がいい人たちか"を試すいい実験だ。」的に考えてしまったのです。

そして、僕には、希望的観測もあるのでしょうが、この実験が成功する(=屋台の人が忘れ物を持って来てくれる)ように思えて仕方なかったのです。
そのため、僕はどうしてもワクワクが抑え切れませんでした。

ただ、明日の朝ヤンゴンを発つ僕は、その結果をリアルタイムで知ることはできません。
僕は、諦めかけているたかや君に「お願いだから、明日屋台に行くだけ行ってみてよ。で、結果を教えてくれると嬉しいな。」と頼みました。
たかや君は、イエスともノーとも言えない感じで、「そうですねぇ…。」と答えていました。


たかや君からは翌日、Facebookを通してメッセージをもらいました。
メッセージには、軽い近況報告と共に、屋台に行ってみた結果が書かれていました。


「こんにちは。串屋に行ってきましたよ。忘れた荷物ですが、僕の顔を見るなりすぐに、『はい』って渡してくれました。やはりこの国の人は親切です。」


このメッセージを見た瞬間の僕は、もしかしたら、屋台で忘れ物を受け取った時のたかや君本人より喜んでいたかもしれません。笑 喜びの対象はちょっと違っていますが。。。

他の国ではなかなか考えられないことだと思います。
やはり、ミャンマー人は本当にいい人たちです☆

実験成功です♪


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~モンゴル800『あなたに』~

9年前のきっかけ

時刻は18時半となり、たかや君と僕はRUBY MARTに夕食を食べに行くことにしました。

たまたまかもしれないし、答えを出すにはあまりにも早いのですが、昨晩食べた焼きそばといい、昼間食べた肉まんといい、食べたミャンマー料理が2食とも脂っこかったため、勝手に"ミャンマー料理=脂っこい"というイメージが付いてしまっていました。
ミャンマー料理にもっと挑戦したい気持ちはあるのに、胃がそれを受付けようとしません。

Tokyo Donutで「夕食どうする?」という話になり、僕は「脂っこい物を避けたいから、RUBY MARTのフードコートに行こうと思う。」とたかや君に伝えました。
そして、RUBY MARTのフードコートで食べたガパオガイの話をすると、彼も食べてみたいということになり、一緒にRUBY MARTに行くことになったのです。

ところが、その途中で、たかや君が「美味しい屋台があるんですけど、少しだけ食べてからRUBY MARTに行きませんか?」と言ってきました。

屋台に挑戦したい気持ちはもちろんあります。
しかし、正直言ってあまり気は進みません。。。
ただでさえ、胃が弱く、日本でもよくお腹を壊していた僕が、東南アジアの屋台に挑戦するのは無謀以外のナニモノでもないように思われました。

出来ることならば、避けて通りたい道です。
僕の頭の中には、ある友達と今回腹を壊したせいじ君の顔が浮かんでいました。

9年前の2003年の夏、僕はテニスサークルの友達と2人で、シンガポール、マレーシア、タイと、マレー半島にある3国をマレー鉄道で北上する旅に出ました。
2週間弱の旅であったものの、お互い気を遣い過ぎていたのか、最後の国タイに着く頃には2人ともかなり疲れ切っていました。
日本では気の合う2人でも、海外では興味を示す対象が異なったのです。

そこで、僕たちはタイのバンコクで1日だけ別行動を取ることにしました。
僕はパタヤビーチまで足を伸ばし、彼はムエタイ観戦や夜の体験をしにバンコクの町に繰り出して行きました。そして、彼はムエタイの競技場前にある屋台で夕食を済ませました。
翌日、彼は見事に腹を壊し、観光どころではありませんでした。。。

彼は本当にツラそうでした。トイレを発見する度に駆け込んでいたのを覚えています。
僕はそのことがきっかけで、東南アジアでは自然に屋台を避けるようになっていたのです。

ただ、屋台で食事をすることはミャンマーの楽しみ方の一つでもあるとも思います。
屋台に挑戦せずに、ミャンマーを楽しんだとは言えないかも知れません。

結局、僕は一瞬考えた後、「まぁ、少しだけなら当たりはしないだろう。」と自分の選択を正当化するように、たかや君の誘いに乗ることにしました。

皮肉にも、その屋台は、昼間肉まんを買った大衆食堂の近くありました。
屋台は小さく、5つほどの椅子が、中央にある鍋を囲うように置かれていました。

ここの屋台は串専門らしく、串の先に刺さった牛の腸やレバーなど細かく切った部位を、グツグツと煮えたぎったスープのようなものに入れ、最後にお好みでタレを付けて食べます。
各部位はあらかじめ火が通されているようでした。

早速、たかや君に倣い、1本食べてみることにしました。
まずは、煮玉子。。。笑 ←牛じゃない。。。笑 いきなり牛は行けませんでした。。。笑
六等分されたくらいの大きさである煮玉子は無難にめっちゃ美味しかったです♪

そして、いよいよ牛の肉へ。。。
イマイチどれがどの部位か分かりませんでしたが、見た目が美味しそうな物をチョイス☆

…。

…。

…!

おぉ、意外に美味い!!笑

次に挑戦!

おぉ、これも美味い!!笑

意外とどれもクセがなく、普通に美味しく食べられちゃいます♪笑
1本1本が小さいため、ついつい次へ次へと手を伸ばしたくなってしまいますが、屋台で腹を壊したせいじ君の件もあり、あまりガツガツたくさん食べるわけにはいきません。

また、スープが付いてくるのですが、このスープが、たかや君も絶賛する通り、さっぱりしていてかなりイケます♪何で出汁を取ったのかはイマイチ分かりませんでしたが美味です♪

結局、僕は8本ほど食べてやめておきました。お会計は300チャット(=30円)。クソ安い♪笑

後は、明日の朝、お腹の調子に異変が訪れないことをただただ祈るばかりです。



写真1-a:たかや君オススメの串屋の屋台その①
写真1-b:たかや君オススメの串屋の屋台その②


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~浜崎あゆみ『Trauma』~

Tokyo Donut

今泊まっているMAHABANDOOLAの従業員は本当にいい人たちです。

寝大仏を見た後は、たかや君と別れ、バスのチケットを買いに行くことにしました。
喉がカラカラだったため、かつバスの情報を得るため、一旦宿へと戻ると、すかさず冷たいペットボトルの水を受付で購入し、喉を潤しました。
また水を持たずに出掛けてしまったのです。。。おばかちんですね。。。

ヤンゴンでは11月下旬と言えど、町を歩く際には水を携行する必要があります。
しかし、渇いた喉に冷たい水を流し込むときはまさに生き返った気分です♪

宿には、宿のボス(50歳くらい)とその手下(40歳くらい)がいました。
そこで、2人にチャウンタービーチへの行き方を相談してみました。

寛人「明日チャウンタービーチへ行きたいんだけど、ヤンゴンからの直通バスだと朝6時のバスしかなくて朝ツラいから、ちょっと遅いバスで一旦途中のパテインまで行って、そこからチャウンタービーチ行きのバスに乗ろうかと思ってるんだけど。それって可能??」
ボス「うん、可能だよ。そっちの方がいいと思うよ。」
寛人「良かった♪バスのチケットはどこで買えるの?今日まだ買えるかな。。。」
ボス「バスターミナルで買えるから、明日買えばいいよ。」
寛人「え?マジで??」
手下「パテインまでは、ここからローカルバスで西のダゴンエヤーバスセンター行って、そこからパテイン行きの長距離バスに乗れば行けるよ。これを運転手に見せな。」

そう言って、手下は、ローカルバスと長距離バスの運転手に見せる用にそれぞれビルマ語で行き先を書いた紙を渡してくれました♪ボスも手下もいい人♪ってか、ミャンマー人最高♪

チケットを買う必要がなくなり時間ができた僕は、Wi-Fiをゲットするため、Tokyo Donutに行ってみることにしました。

開発が急ピッチで進められているミャンマーですが、まだまだインターネット環境はよくありません。それは、2006年まで首都であったここヤンゴンでも何ら変わりません。
インターネットカフェはいくつかあるようでしたが、Wi-Fiとなると、高級なホテル内にあるカフェかここTokyo Donutというドーナツ屋さんくらいでしか手に入らないようでした。

Wi-Fiが利用できるだけあって、Tokyo Donutの中は、清潔で落ち着ける雰囲気がありました。
フードはドーナツ、アイスクリームのみで、飲茶はなく、ドリンクはコーヒー、紅茶、果物ジュース、果物のフレッシュジュースとあり、値段はフレッシュジュース(1,000~1,300チャット=100~130円)以外、フードもドリンクも500~700チャット(50~70円)と安めです☆
ちなみに、果物ジュースと果物フレッシュジュースとの違いは分かりません。。。笑

僕は苺のアイスを注文しました。何故、ドーナツにしなかったのかは永遠の謎です。。。笑

お代は700チャット(=70円)だったので、僕は1,000チャット札をレジの女の子に渡しました。
すると、100チャット札が切らしててないらしく、その彼女は「内緒よ♪」的な感じで200チャット札2枚をお釣りにくれました♪ただのバイトであろうに素晴らしい権力です☆笑
ってか、100チャット札切らしてるって、どんな経営状況なのでしょうか。。。笑

ちなみに、ベトナムのコンビニでは少額の紙幣を切らしている場合が多いらしく、お釣りが払えない場合は飴ちゃんをお釣り代わりにくれるそうです。。。笑 いらねぇ~。。。笑

苺のアイスクリームは、ここがミャンマーであることを忘れさせてくれるくらいハイクオリティーで、甘くて濃厚でとても美味しかったです♪しかも、600チャット(=60円)とお得です♪

アイスクリームを堪能し、ひたすら遅いWi-Fiで何とかネットにアクセスしていると、2階からたかや君が降りてきました。どうやら2階もあるようです☆

しかし、何故"Tokyo"なのでしょう。。。日本語も1つもないし。。。謎です。。。笑



写真1-a:Tokyo Donutの店内
写真1-b:Tokyo Donutの苺アイスクリーム

アウンサン・スー・チーさんの事務所<寝大仏

なかなか起き上がることができず、目がぱっちり覚めたのは昼の13時でした。。。

本来ならば、今日ヤンゴンを発ち、西にあるチャウンタービーチを目指す予定でした。
しかし、地球の歩き方の情報では、ヤンゴンからは朝6時のバスに乗らなければならなく、昨日チケットを購入していなかった僕はもう一日ヤンゴンにいることになってしまいました。
ここに来て、色々面倒臭くなってきたようです。。。笑

たかや君とは、朝8時に起きて、朝食に"モヒンガー"というスープみたいなミャンマー料理を一緒に食べに行こうと昨晩話していましたが、全然起きれませんでした。。。
隣にいたかわぃぃドイツ人の彼女もすでにチェックアウトしてしまったようでした。。。萎

シャワーを浴び、部屋に戻ると、たかや君とこうじ君が部屋に戻って来ていました。
「『ヒロさん、昼まで寝てんじゃね?』って2人で話してたんですけど、マジで寝てたんですね。。。笑」と少し呆れられてしまいました。。。笑

こうじ君は、今日バンコクへ行き、そして日本に帰るとのことでした。
僕には、もうすぐ旅を終えて日本に帰るこうじ君が、少し羨ましくもあるような感じでした。

ホームシックになったというわけでも、ましてや旅に疲れたというわけでもなく、1年半という長い旅でまだまだ終わりが見えない僕にとっては、期間は違えど、無事旅を終えて日本に帰る彼の姿が逞しく感じられたのです。
しかし、同時に、それと相反するように、まだまだ旅ができる自分にホッとしていました。

一方、たかや君は、アウンサン・スー・チーさんの事務所に行くとのことでした。
そして、もはやバスチケットを買うことくらいしかやることがなかった僕は彼に同行させてもらうことにしました。

昨日既に事務所を訪れていたこうじ君の話では、スー・チーさんの事務所へは、シュエダゴン・パヤー行きのバスに乗り、シュエダゴンで降り、そこから歩いて行けるとのことでした。

起きてから何も口にしていなかった僕は、バス停へ向かう途中、大衆食堂の店頭で売られているたかや君オススメの肉まん(400チャット=40円)を食べてみることにしました。
見た目は、日本や中国にあるそれと全く一緒で、期待が持てます☆
そして一口目、パクり!

う~ん、美味しいっちゃ美味しいんだけど、脂っこい。。。笑

たかや君は「その脂っこさがなんかハマってしまうんですよねぇ。」と言っていましたが、僕にとっては、今日一発目の食事だったせいもあってか、そこまでハマる要素はありませんでした。。。笑 歳のせいでないことをいのるばかりです。。。笑
昨晩食べたミャンマー風焼きそばもそうでしたが、ここの料理はどうも脂っこいようです。

スー・チーさんの事務所はバスを降りてから、30分ほど歩いた所にありました。
停車中の車で入口が隠されていて、一回通り過ぎてしまったくらい入口は小さいものでした。

しかし、事務所の中は入口から想像されるより広く、アルファベットの"L"をちょうど180°回転させたように奥が広がった構造になっているようでした。
事務所というよりは大衆食堂といった方が近い雰囲気で、何の躊躇もなく入ってみましたが、誰にも何も言われませんでした。。。笑

しばらく中を見渡してみましたが、生憎アウンサンさんは離席中のようでした。。。
期待はしていませんでしたが、少しがっかりしたので、事務所の中にあったウォータークーラーの水を勝手に頂いちゃいました♪笑 クソぬるかったのですぐ吐き出しましたが…。笑

事務所の前では、T-shirtsやらシールやらプロマイドやら、アウンサン・スー・チーさんグッズが売られていて、それなりの人だかりができていました。
グッズに興味がなかった僕はただ写真を撮るだけで何も買いはしませんでしたが、たかや君はT-shirtsとバッヂみたいのを購入していました。

僕は勝手に付いてきた身ですし、期待も何もなかったので、一つの経験として満足していますが、ここはよほど暇か、アウンサンさんファンでない限り来る必要はないでしょう。笑

スー・チーさんの事務所を後にすると、昨日暑さのため諦めたチャウッタージ・パヤーが近くにあるというので、たかや君に連れて行ってもらうことにしました。

来た道を戻り、大きな交差点を越え、さらに直進すること20分ほど、、、
「あ、ここが入口です。」とたかや君が言いました。

僕は思わず、「え!?ここ!?」と驚いてしまいました。。。

確かにそこには金色に装飾された門がありましたが、特別な何かがあるわけではなく、ガイドブックに堂々と載っているような観光スポットには到底思えませんでした。
一人で歩いていたならば、地元のお寺くらいにしか思わなかったか、最悪気にも止めなかったと思います。看板もなければ、観光客はおろか現地民ですら人っ子一人いないのです…。

門を潜るとさらにそれは深刻化します。。。 ただの路地裏です。。。
その路地裏を進むと、上に続く質素な長い階段が現れました。
ここでもシュエダゴン・パヤーと同じように靴を脱がなければいけないようです。
しかし、袋を売る少年少女もShoe Donationもありません。。。笑

そして、半信半疑のまま、階段を昇り切ると、そこには、、、

ん?あれ?何もない。。。巨大な壁があるだけで何もない。。。

と思ったら、その巨大な壁こそが寝大仏でした。。。笑
裏口だったのか、辿り着いた先は寝大仏の背中だったのです。
それならば、全てに納得がいきます。そう言えば、入場料も払ってないし。。。笑

しかし、寝大仏、デカ過ぎます!!!笑
ハンパないです!デカ過ぎます!!!笑
もう、唖然です!デカ過ぎます!!!笑

あまり大袈裟に言うと、色々想像が膨らんじゃうんでもう言いませんが、デカ過ぎます!笑
アウンサン・スー・チーさんの事務所よりデカいんじゃないかな。。。笑

昨日一旦は諦めてしまった寝大仏ですが、一見の価値はあると思います☆
ただ、あまり凄いのを想像して行かないようにして下さい。。。笑
何においても、ハードルは下げておくことに越したことはありません。笑

そんなこんなで、寝大仏に対する感想はそれしか抱けませんでした。。。





写真1-a:MAHABANDOOLAの外観
写真1-b:MAHABANDOOLAの3階入口にて
右からこうじ君、たかや君、ひろと君



写真2-a:たかや君オススメの肉まん屋さん"KING"
写真2-b:見た目は日本のものと全く一緒の脂っこい肉まん



写真3-a:小さいアウンサン・スー・チーさんの事務所
写真3-b:大衆食堂のような事務所の内部



写真4-a:事務所前の売店で必死に買うものを選ぶたかや君
写真4-b:事務所前の売店でT-shirtsを買うことにしたたかや君










写真5:分かりづらいチャウッタージ・パヤーの入口(写真右方にある金色の門)



写真6-a:怪しい入口から中へ続く怪しい道
写真6-b:怪しい道から上へ続く怪しい階段



写真7-a:寝大仏の後頭部
写真7-b:寝大仏の脳天



写真8-a:寝大仏その①
写真8-b:寝大仏その②



写真9-a:寝大仏その③
写真9-b:寝大仏その④

夜のシュエダゴン・パヤー

RUBY MARTは昭和の匂いがプンプンプンプンするショッピングモールでした。

暑さが体力を奪う中、水を持ってくるのを忘れてしまった僕は飲料を探していました。
食事は、昨日の夜はスーパーで買ったパンのみ、今朝はその残り、と昨日の昼からあまり口にしていませんでしたが、暑さのためか、あまりお腹が空きません。。。

しかし、何か食べておかなければと思い、飲料ついでに食料も探すことにしました。
屋台にトライしたい気持ちもありましたが、せいじ君の件もあるし、やはり気が引けます…。

ということで、RUBY MARTという"ヤンゴン市内では"かなりハイクオリティで綺麗なショッピングモールに行くことにしました。あくまでも、"ヤンゴン市内では"ですが。。。笑
RUBY MARTは、昨日空港からTokyo Guset Houseに向かうタクシーの中から見えたことから、その存在がずっと気になっていました。

RUBY MARTに着くと、早速停電。。。笑 ミャンマーに着いて、すでに3回目です。。。笑

RUBY MARTは一階が日本で言うスーパー的存在となっていて、フルーツやパン、お菓子、飲料、…などの食料品が売られていました。
しかし、店内をグルりと回るも、食欲をそそるものがありません。。。

そこで、もしかしたらフードコートがあるかもしれないと思い、最上階まで行ってみることにしました。
停電のせいで止まってしまったエスカレーターを前のめりになりながら昇っていくと、4階だか5階だかが最上階となっていて、思った通りフードコートエリアがありました。

タイ料理屋にファーストフード店によく分からない料理屋…と4、5軒のお店がある中、すっかりガパオガイにハマってしまっている僕はここでもガパオガイを注文しました♪
空いていなかったはずのお腹も、ガパオガイの前ではすっかり気分を変えたようです♪笑

ここのガパオガイは量こそ少ないものの、味も見た目も本格的で、なにより目玉焼きが付いてきます♪しかも、まさかの半熟で最高です♪半熟とか少し危ない気もしますが…。笑
でも、やはり日本のタイ料理屋で食べるガパオガイが一番です。当たり前ですが。。。笑

ガパオガイを食べ終わり、バンコクで購入した猿岩石日記を読みながら優雅な(?)午後を過ごしていると、いつの間にか深い眠りに落ちてしまったようで、30分強が経過していました。

そして、起きてみると、また停電。。。笑
ミャンマーに着いてまだ24時間経っていませんが、すでに4回目です。。。笑
ヤンゴン電力の経営は大丈夫なんでしょうか。。。

ちなみに、フードコートのある最上階には日本のスーパーの最上階と同じようにゲーム機が置いてありました。台の数は2台で、うち1台はストリートファイター2のゲーム機でした。笑

RUBY MARTを後にした後は、宿のボスが教えてくれたマーケットへ向かいました。
目的は"ロンヂー"を手に入れるためです。

ロンヂーとは、ミャンマー人の男性がズボン代わりに腰に巻く筒状の布のことで、未だに履いている人は多く、中にはロンヂーで会社に行く人もいるようでした。
暑いヤンゴンでは、ロンヂーの方が快適で過ごしやすく、何より現地民に近付けます♪

マーケットは、スーレー・パヤーから西に伸びている道沿いで、直行するKon Zay Dan通りとShwe Dagon Pagoda通りの間の右手屋内にあります。
マーケットは17時に閉まるらしく、僕が着いた16時半には、屋内の店のほとんどがすでに閉店の準備を黙々と進めているところでした。

ゆっくり選ぶ時間はなかったため、一つのロンヂーショップに絞ることにしました。
ロンヂーのデザインは様々ですが、色のバリエーションは少なく、ほぼ青色系か茶色系です。
現地民に近づきたい気持ちはあるものの、誰かと一緒では面白くないので、町でよく見た水色系や茶色系は避け、あまり見掛けなかった黒を選ぶことにしました。汚れも目立たないし☆

宿に戻ると、たかや君とこうじ君が部屋に戻っていました。
僕たち3人は、お互いの今日の出来事を共有したり、他愛もない話しをしたりして、18時半頃までゆっくりすると、3人でシュエダゴン・パヤーへと向かうことにしました。
僕を含め3人ともシュエダゴン・パヤーの観光は終わっていましたが、いずれも昼間であったため、夜のシュエダゴン・パヤーも見てみようという話になったのです。

ちなみに、2人の話によると、せいじ君はあの後無事バンコク行きのチケットを手に入れることが出来たらしく、既にチェックアウトを済まし、空港へ向かったとのことでした。

宿からシュエダゴン・パヤーへはローカルバスに乗り向かいます。

ローカルバスには、運転手の他に、もう一人重要な任務を持った人が乗っています。
その人の重要な任務とは、乗客から運賃を徴収することと、客引きをすることです。
客引きの仕方は、扉がない乗車口から半身を外に出し、ひたすら行き先を連呼します。

バスの車体の多くは日本または韓国で昔使われていたものを再利用しているため、車内には日本語を目にすることもあり、正面上方には行き先を指し示す表示窓が付いています。
しかし、行き先もバスの番号もビルマ語であるため、外国人にはさっぱり分かりません。。。
客引きが連呼する行き先を注意深く聞くしかありません。

一番いい方法は、しっかりと客引きにバスが自分の目的地に行くか聞いておくことです。
そうすれば、目的地に着いたときにもちゃんと客引きが「ここだ。」と教えてくれます♪
ちなみに、運賃は50~100チャット(=5~10円)と、サクラヤも驚愕の安さ大爆発です☆笑

夜のシュエダゴン・パヤーは、ライトアップされていて昼間とはまた違う壮大さがあります。
むしろ、夜の方がその魅力が十分に発揮されているんじゃないでしょうか。
暗い夜空の中に黄金に輝く大仏塔。遠くからでもその綺麗さには魅了されますが、実際に寺院に足を踏み入れると、まるで黄金都市に迷い込んだような気分になれます☆

その魅力ゆえなのか、ただ昼間は皆仕事があるだけなのか、はたまた暑いのは避けたいのか、理由は分かりませんが、夜のシュエダゴン・パヤーには、昼間と比べて遥かに多くの信仰者が集まり、それぞれの塔で祈りを捧げていました。

しかし、ヤンゴンの町とシュエダゴン・パヤー、凄いギャップです。。。
シュエダゴン・パヤーがこの町にある美しさを全て奪い取ってしまったかのようです。

ヤンゴンに来る際は、シュエダゴン・パヤーに昼と夜の2回行くことを強くお勧め致します。
チケットは同日内で有効なので、その日の内なら、入場料は1回しかかかりません。
Shoe Donationは毎回かかりますが…。笑 小銭がなかった僕は2回目に1,000チャット(=100円)払う羽目になりました。。。笑

ミャンマーでの1,000チャットはバカに出来ません。。。><



写真1-a:RUBY MARTのフードコート
写真1-b:RUBY MARTのフードコートで食べたガパオガイ



写真2-a:ロンヂーを売っているマーケットに行くまでの道その①
写真2-b:ロンヂーを売っているマーケットに行くまでの道その②



写真3-a:遠くからでもその魅力を十分に発揮するシュエダゴン・パヤーその①
写真3-b:遠くからでもその魅力を十分に発揮するシュエダゴン・パヤーその②



写真4-a:シュエダゴン・パヤーに行く途中にある屋台
写真4-b:シュエダゴン・パヤーに行く途中にある寺院



写真5-a:黄金都市へと続く階段
写真5-b:黄金都市その①



写真6-a:黄金都市その②
写真6-b:黄金都市その③



写真7-a:黄金都市その④
写真7-b:黄金都市その⑤



写真8-a:黄金都市その⑥
写真8-b:黄金都市その⑦



写真9-a:夕食を食べたレストランにいたミャンマー人
写真9-b:夕食に食べた脂っこいミャンマー風焼きそば

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