宿のシャワーは水のみしか出ませんが、ここヤンゴンではさほど気になりません。
10時頃、シャワーから部屋に戻ると、隣で寝ていた西洋人の女の子が起きていました。
たかや君とこうじ君は朝早く起きてすぐに出掛けたのか、すでに姿はありませんでした。
彼女は昨日は23時にはもう寝ていましたが、今さっき起きたばかりのようでした。
男でもこんな所に寝るのは抵抗があるのに、凄い神経の持ち主です。
しかも、めっちゃかわぃぃのに♪笑 特に声と喋り方が♪♪♪笑
彼女はドイツ人で、話から想定するに20代前半のようでした。
一人で旅をしていてすでに4ヶ月になる彼女は、僕とは違い、1つの国をじっくりかけて回っているため、このミャンマーがまだ4、5ヶ国目とのことでした。かわぃぃ♪♪♪
しかし、ラオスでバイクに乗っていた時に事故ってしまい、足首を怪我してからはあまり良く歩けないらしく、毎日10時間近く寝ているとのことでした。かわぃぃ♪♪♪
彼女と2人だけの空間を楽しんでいると、出掛けていたはずのこうじ君がどこからともなく部屋に戻ってきました。かわいくない。。。笑
そして、彼もまた「あのドイツ人、かわぃぃですよね♪」と言っていました。恋敵です!笑
僕が「これからシュエダゴン・パヤーに行ってくる。」とこうじ君に伝えると、「僕はアウンサン・スー・チーさんの事務所に行こうと思っているんですけど、同じ方面なんで一緒に行きませんか?」ということで、一緒にバスで向かうことになりました。
ちなみに、シュエダゴン・パヤーとは、ヤンゴンのシンボルとも言える寺院のことです。
3階の受付に下りて行くと、そこには、昨日まで腹痛で苦しんでいたせいじ君がいました。
「大丈夫?少しはよくなった?」と声を掛けると、せいじ君は「変わらないですね…。」と答え、「あまりにもツラいし、ここは食べ物もあまり良くないので、今日バンコクへ向かってしまおうと思っているんです。」と続けました。
正直僕は「せっかくミャンマーに来たのに、ヤンゴンだけ、しかも部屋の中に閉じこもってばかりでもったいないなぁ…。治るまで待てばいいのに。」と思い、実際喉先までその言葉が出かかりましたが、相当ツラそうな彼の様子を見て、「マジか…。」しか言えませんでした。
そして、「チケットはもう取ったの?」と聞くと、「何故かクレジットカードがエラーになってしまって、オンラインでは航空券が購入できないので、今からAir Asiaのオフィスに直接行ってみます。」とのことでした。
すると、せいじ君の状況を知った宿のボスが車を出してくれることになりました。
しかも、Air Asiaのオフィスと同じ方面に向かう我々も便乗させてくれるとのこと♪
宿のボス、めっちゃいい人です♪
ボスはまず、せいじ君をAir Asiaのオフィスの近くまで送り届け、その後に僕の目的地であるシュエダゴン・パヤーへと向かってくれました。
シュエダゴン・パヤーの大仏塔はとても大きく、そして黄金色に輝いているため、遠くからでもその姿を容易に確認することができます。
大通りを左に曲がると、真っ直ぐ伸びた道がシングッダヤの丘にあるシュエダゴン・パヤーの入口へと続いていました。
入口まではまだ200mほどありましたが、僕はここで降ろしてもらうことにしました。
何となく歩いて近づきたかったのです。
道の両側にはさとうきびジュースや串焼きの屋台が並んでいて、パヤー近くには仏像屋さんや献花用の花屋さんが店を構えていました。
段々と大きくなってくるシュエダゴン・パヤーを見つめながら、「当時のビルマ人はどんな気持ちでパヤーへ向かったのだろうか」なんてことを考えてみましたが、どうしてもポジティブな絵は描けませんでした。宗教に対する僕の偏見的な思いがそうさせているのでしょうが…。
入口に着くと、靴を脱ぎ、100段以上の階段をひたすら昇ります。
エレベーターもあるらしいのですが、やはり階段でひいこらひいこら昇るべきでしょう。
階段の両脇にはこれまたショップが並び、仏像やタナカが売られていました。
また、階段の下では、6、7歳くらいの男の子と女の子が「靴をこれに入れろ。」とビニール袋を売り付けてきます。
買う必要はない、とこうじ君から情報を得ていた僕は「いらないよー。」と相手にせず先に進みましたが、結局階段の途中にある"Shoe Donation"とかいうワケの分からない所で「はい、ここで靴を預けてー。そして、募金に協力してね~。」と小金を取られてしまいました。。。
こっちの情報までは集められていませんでした。しかし、Shoe Donationって。。。笑
階段を昇り切り、チケットカウンターで入場料(5$=400円)を支払い、中に入ると、そこには別世界が広がっていました。空気がガラりと変わります。
パヤーの敷地は思ったよりも広く、白色のタイルと金色に輝く無数の仏塔たちの様子はまるでテーマパークのようでした。
そして、その真ん中に、異様にまで輝く黄金の大仏塔がありました。
いざ目の前で見たシュエダゴン・パヤーの大仏塔は非常に壮大で美しく、その堂々たる佇まいには何か惹きつけられるものがありました。世界遺産でないのが、不思議なくらいです。
言い伝えによると、今から2500年以上もの昔、タポゥタとパッリカという兄弟の商人が、インドで仏陀に出会って、8本の聖髪をもらい受けこの地に奉納したのがこのシュエダゴン・パヤーの起源だそうです。
そして、それ以降の度重なる拡張工事の末に、大仏塔が完成したとのことでした。
大仏塔の周りには、大小合わせたいくつもの塔があり、その数は60にもなるのだとか。
そして、それぞれの塔の中には、これまた大小合わせた無数の仏像が安置されています。
大きさも違えば、顔も、色も違いますし、取っている姿勢も違います。
恐らく、仏像ごとに役割というか意味は違うのでしょうが、そこまでは分かりませんでした。
また、謎だったのは、ほとんどの仏像の頭の後ろに、パチンコ屋か高速道路沿いのラブホテルのような陳腐なネオンの装飾が施されていることでした。。。
僕には、何のための装飾なのか全くの謎でした。バカにしているとしか思えません。。。笑
時間は正午を過ぎていて、陽射しはかなり強くなっていました。
暑い。。。
暑すぎる。。。
ホントにホントにホントにホントにライオ……暑い。。。
Shoe Donateしたため(笑)、太陽に熱せられたタイルが容赦なく僕の足の裏を焼いてきます。
ただでさえ広くて見る箇所が多いのに、この暑さでは動くことすらしんどくなってきます。
そんなこんなで、シュエダゴン・パヤーを一通り見た後は、巨大な寝大仏が有名なチャウッタージ・パヤーに行く予定でしたが、あまりにも暑すぎるため、諦めることにしました。笑
ヤンゴン、11月月下旬というのに暑すぎです。。。最高です♪笑
写真1:車を出してくれたMAHABANDOOLAの宿のボス
写真2-a:遠くに見えるシュエダゴン・パヤー
写真2-b:近づいてきたシュエダゴン・パヤー
写真3-a:途中にいた怪しい巨人たち
写真3-b:誰が買うのか全く不明な怪しい置物たち
写真4-a:大仏塔へと続く階段その①
写真4-b:大仏塔へと続く階段その②
写真5-a:シュエダゴン・パヤーの大仏塔その①
写真5-b:シュエダゴン・パヤーの大仏塔その②
写真6-a:シュエダゴン・パヤーの中その①
写真6-b:シュエダゴン・パヤーの中その②
写真7-a:お供えをする信者たち
写真7-b:ピンクの袈裟を着た尼さんたち
写真8-a:どーん!
写真8-b:でーん!
写真9-a:デコデコした飾りを付けた仏像その①
写真9-b:デコデコした飾りを付けた仏像その②
写真10-a:ずーん!
写真10-b:にゃー!
写真11-a:こっち!
写真11-b:ふにょ!
それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。
~スキマスイッチ『ガラナ』~
10時頃、シャワーから部屋に戻ると、隣で寝ていた西洋人の女の子が起きていました。
たかや君とこうじ君は朝早く起きてすぐに出掛けたのか、すでに姿はありませんでした。
彼女は昨日は23時にはもう寝ていましたが、今さっき起きたばかりのようでした。
男でもこんな所に寝るのは抵抗があるのに、凄い神経の持ち主です。
しかも、めっちゃかわぃぃのに♪笑 特に声と喋り方が♪♪♪笑
彼女はドイツ人で、話から想定するに20代前半のようでした。
一人で旅をしていてすでに4ヶ月になる彼女は、僕とは違い、1つの国をじっくりかけて回っているため、このミャンマーがまだ4、5ヶ国目とのことでした。かわぃぃ♪♪♪
しかし、ラオスでバイクに乗っていた時に事故ってしまい、足首を怪我してからはあまり良く歩けないらしく、毎日10時間近く寝ているとのことでした。かわぃぃ♪♪♪
彼女と2人だけの空間を楽しんでいると、出掛けていたはずのこうじ君がどこからともなく部屋に戻ってきました。かわいくない。。。笑
そして、彼もまた「あのドイツ人、かわぃぃですよね♪」と言っていました。恋敵です!笑
僕が「これからシュエダゴン・パヤーに行ってくる。」とこうじ君に伝えると、「僕はアウンサン・スー・チーさんの事務所に行こうと思っているんですけど、同じ方面なんで一緒に行きませんか?」ということで、一緒にバスで向かうことになりました。
ちなみに、シュエダゴン・パヤーとは、ヤンゴンのシンボルとも言える寺院のことです。
3階の受付に下りて行くと、そこには、昨日まで腹痛で苦しんでいたせいじ君がいました。
「大丈夫?少しはよくなった?」と声を掛けると、せいじ君は「変わらないですね…。」と答え、「あまりにもツラいし、ここは食べ物もあまり良くないので、今日バンコクへ向かってしまおうと思っているんです。」と続けました。
正直僕は「せっかくミャンマーに来たのに、ヤンゴンだけ、しかも部屋の中に閉じこもってばかりでもったいないなぁ…。治るまで待てばいいのに。」と思い、実際喉先までその言葉が出かかりましたが、相当ツラそうな彼の様子を見て、「マジか…。」しか言えませんでした。
そして、「チケットはもう取ったの?」と聞くと、「何故かクレジットカードがエラーになってしまって、オンラインでは航空券が購入できないので、今からAir Asiaのオフィスに直接行ってみます。」とのことでした。
すると、せいじ君の状況を知った宿のボスが車を出してくれることになりました。
しかも、Air Asiaのオフィスと同じ方面に向かう我々も便乗させてくれるとのこと♪
宿のボス、めっちゃいい人です♪
ボスはまず、せいじ君をAir Asiaのオフィスの近くまで送り届け、その後に僕の目的地であるシュエダゴン・パヤーへと向かってくれました。
シュエダゴン・パヤーの大仏塔はとても大きく、そして黄金色に輝いているため、遠くからでもその姿を容易に確認することができます。
大通りを左に曲がると、真っ直ぐ伸びた道がシングッダヤの丘にあるシュエダゴン・パヤーの入口へと続いていました。
入口まではまだ200mほどありましたが、僕はここで降ろしてもらうことにしました。
何となく歩いて近づきたかったのです。
道の両側にはさとうきびジュースや串焼きの屋台が並んでいて、パヤー近くには仏像屋さんや献花用の花屋さんが店を構えていました。
段々と大きくなってくるシュエダゴン・パヤーを見つめながら、「当時のビルマ人はどんな気持ちでパヤーへ向かったのだろうか」なんてことを考えてみましたが、どうしてもポジティブな絵は描けませんでした。宗教に対する僕の偏見的な思いがそうさせているのでしょうが…。
入口に着くと、靴を脱ぎ、100段以上の階段をひたすら昇ります。
エレベーターもあるらしいのですが、やはり階段でひいこらひいこら昇るべきでしょう。
階段の両脇にはこれまたショップが並び、仏像やタナカが売られていました。
また、階段の下では、6、7歳くらいの男の子と女の子が「靴をこれに入れろ。」とビニール袋を売り付けてきます。
買う必要はない、とこうじ君から情報を得ていた僕は「いらないよー。」と相手にせず先に進みましたが、結局階段の途中にある"Shoe Donation"とかいうワケの分からない所で「はい、ここで靴を預けてー。そして、募金に協力してね~。」と小金を取られてしまいました。。。
こっちの情報までは集められていませんでした。しかし、Shoe Donationって。。。笑
階段を昇り切り、チケットカウンターで入場料(5$=400円)を支払い、中に入ると、そこには別世界が広がっていました。空気がガラりと変わります。
パヤーの敷地は思ったよりも広く、白色のタイルと金色に輝く無数の仏塔たちの様子はまるでテーマパークのようでした。
そして、その真ん中に、異様にまで輝く黄金の大仏塔がありました。
いざ目の前で見たシュエダゴン・パヤーの大仏塔は非常に壮大で美しく、その堂々たる佇まいには何か惹きつけられるものがありました。世界遺産でないのが、不思議なくらいです。
言い伝えによると、今から2500年以上もの昔、タポゥタとパッリカという兄弟の商人が、インドで仏陀に出会って、8本の聖髪をもらい受けこの地に奉納したのがこのシュエダゴン・パヤーの起源だそうです。
そして、それ以降の度重なる拡張工事の末に、大仏塔が完成したとのことでした。
大仏塔の周りには、大小合わせたいくつもの塔があり、その数は60にもなるのだとか。
そして、それぞれの塔の中には、これまた大小合わせた無数の仏像が安置されています。
大きさも違えば、顔も、色も違いますし、取っている姿勢も違います。
恐らく、仏像ごとに役割というか意味は違うのでしょうが、そこまでは分かりませんでした。
また、謎だったのは、ほとんどの仏像の頭の後ろに、パチンコ屋か高速道路沿いのラブホテルのような陳腐なネオンの装飾が施されていることでした。。。
僕には、何のための装飾なのか全くの謎でした。バカにしているとしか思えません。。。笑
時間は正午を過ぎていて、陽射しはかなり強くなっていました。
暑い。。。
暑すぎる。。。
ホントにホントにホントにホントにライオ……暑い。。。
Shoe Donateしたため(笑)、太陽に熱せられたタイルが容赦なく僕の足の裏を焼いてきます。
ただでさえ広くて見る箇所が多いのに、この暑さでは動くことすらしんどくなってきます。
そんなこんなで、シュエダゴン・パヤーを一通り見た後は、巨大な寝大仏が有名なチャウッタージ・パヤーに行く予定でしたが、あまりにも暑すぎるため、諦めることにしました。笑
ヤンゴン、11月月下旬というのに暑すぎです。。。最高です♪笑
写真1:車を出してくれたMAHABANDOOLAの宿のボス
写真2-a:遠くに見えるシュエダゴン・パヤー
写真2-b:近づいてきたシュエダゴン・パヤー
写真3-a:途中にいた怪しい巨人たち
写真3-b:誰が買うのか全く不明な怪しい置物たち
写真4-a:大仏塔へと続く階段その①
写真4-b:大仏塔へと続く階段その②
写真5-a:シュエダゴン・パヤーの大仏塔その①
写真5-b:シュエダゴン・パヤーの大仏塔その②
写真6-a:シュエダゴン・パヤーの中その①
写真6-b:シュエダゴン・パヤーの中その②
写真7-a:お供えをする信者たち
写真7-b:ピンクの袈裟を着た尼さんたち
写真8-a:どーん!
写真8-b:でーん!
写真9-a:デコデコした飾りを付けた仏像その①
写真9-b:デコデコした飾りを付けた仏像その②
写真10-a:ずーん!
写真10-b:にゃー!
写真11-a:こっち!
写真11-b:ふにょ!
それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。
~スキマスイッチ『ガラナ』~