今日は、台湾の三大目的の一つである"九份"に行ってきました♪
ちなみに、あとの2つの目的は"小籠包"と"中高時代の友人に会うこと"です。

台北の東に位置する九份は、前のブログにも書いた通り、『千と千尋の神隠し』の舞台にもなったところです。
多くの旅行者は台北駅からバスで九份に向かうそうですが、その場合、交通渋滞に巻き込まれる可能性が大きく時間がかなりかかってしまう、と宿のオーナーのAlexが教えてくれました。
Alex曰く、「台北車站から台湾鉄道(TRA)で瑞芳車站(レイファン駅)まで行って、駅前で1062番というバスに乗れば、トータル1時間20分くらいで九份行けるぜ、ベイベー☆」とのこと。

Alexに言われた通り、台北車站の台湾鉄道(TRA)のチケットカウンターで瑞芳車站行きのチケットをGet!僕が買ったのは區間車と呼ばれる各駅停車のチケットで49元(=137円)。自強号と呼ばれる特急、莒光号と呼ばれる急行のチケットもあるらしいですが、自強号や莒光号の中には瑞芳車站には停車しないものがあるとかないとか。。。

電車は約50分で瑞芳車站に到着!TRAは座席が柔らかいので、助かります♪
瑞芳車站の駅前には道路が一本走っていて、そこにバスの停留所がありました。しかし、1062番を探すも見つからず、すぐ近くの停留所にいたアヘアヘしたおじちゃんに「九份(ジュウフン)?」と聞くと、アヘアヘしたおじちゃんはさらにアヘアヘしながら、道路の向かいの停留所まで俺の腕を掴みながら連れてってくれました。Thank you for your Ahe-Ahe!

すると、すぐに1062番のバス到着!
バスの金額が分からず、「How much?」と聞くも何言ってんのか分からず。。。22元を手の平に乗せて見せると、10元を俺の財布に無理矢理戻し、あたふたしながら「もうこれでいいよ!」みたいな感じで乗せてくれました。どうやら15元(=42円)だったっぽいけど、僕の後ろに人がつっかえていたせいか12元(=34円)にまけてくれました♪
ちなみに、タクシー乗場も瑞芳車站前にありますが、九份までは180元(=504円)と割高です。

バスは山道を揺れながら15分ほどで九份に到着!
到着したものの、相変わらずどこへ行ったらいいのか分からないので、とりあえず停留所から見渡せる景色をパシャリ!
すると、停留所で降りた集団が山道をさらに上の方に流れていきます。もちろん、僕も流れます。『人の流れに身をまかせ』!やっぱり、台湾と言ったらテレサですよ。でも、マザーじゃなく、テンね。not Mother, but Ten!

テン・テレサのお陰で九份のメインスポットの入口はすぐ見つかりました♪
セブンイレブンの右の細い小道を入っていくと、所狭しと売店が並ぶ並ぶ!
僕はその中で"花生捲+冰淇林"というお菓子(35元=98円)を食べました。ライスペーパーの上に削ったピーナッツをまぶし、その上に芋と梨のアイスを乗せ、巻いて食べます。
うっま!!めっちゃくちゃうっま!!また遭遇したら絶対食べます♪

そうこう売店巡りをしていると日が沈む時間になったので、停留所付近のビューポイントまで戻り、サンセットを拝むことに。淡水のリベンジ!
夕日に染まっていく九份の街はとても魅力的で、太陽の沈んでいく様は地球が丸いことを実感させてくれました。僕は淡水より九份の方が好きですね。リベンジ大成功です♪

日が沈めば、夜の九份のスタートです。昼間とは全く違った九份の景色が楽しめます。
別に豚になることないし、湯婆婆も襲って来ません。ハクにもカオナシにも会えません。
でも、赤い提灯が灯り、まさに『せんちひ』の町並みが顔を出します。

売店が並ぶ細い道を進んでいると、山の上の方に続く階段が左手に現れました。
興味本位で昇ってみると、そこにはなんと小学校がありました。小学生たちがどこに住んでいるのかは分かりませんが、麓からこんなところまで毎日通わないといけないとなると相当大変なはずです。最悪、小学生は若いからいいかもしれませんが、先生たちはたまったものじゃありません。

小学校の正門は閉まっていましたが、校庭では小学生の男の子と女の子がかけっこをして遊んでしました。
もう17時半だし、門は閉まってるし、どうやって帰るんだろう。。。
そんなことを思いながら、小学校を背にし、そこから見下ろす景色を楽しんでいると、先ほどの子供たちが僕の目の前をまたかけっこしながら走りすぎていきました。
これは裏門があるな、と思い、子供たちが走ってきた方向に行ってみることにしました。

すると、やはりありました、裏門!
しかし、裏門もほとんど閉まりかけていて、中には事務のおじさんみたいのが何か片付けをしているようでした。
校庭に入ってみたくなった僕はそのおじさんに「1枚だけ写真を撮らせてもらえませんか?」とボディランゲージ付きの英語で話しかけてみました。
返事は意外にも「OK!」♪日が落ちた後の小学校の校庭とか20年ぶりくらいで、つい楽しくなってしまい、1枚どころか10枚くらい撮り散らかし、さらには校庭の隅々まで探索してきちゃいました☆
校庭の端には、滑り台やシーソーなどもありました。

18時近くになると辺りはかなり暗くなってきて、夜景も楽しめるようになり、町並みはいよいよさらに『せんちひ』っぽくなってきます。
九份は夜の方が断然オススメです!
16時くらいに到着して、20時くらいまで楽しむのがいいと思います。










写真1:九份の停留所から





写真2-a:古い街・九份のメインスポットの入口(左)
写真2-b:所狭しと並ぶ売店(右)
バイクだって通っちゃう。ちなみに、車も通ってました。笑



写真3-a:ファンキーなおばちゃん(左)
写真3-b:カメラを向けるとピースとかしてくるファンキーなおばちゃん(右)



写真4-a:"花生捲+冰淇林"というお菓子を売るおじいちゃん、おばあちゃん
写真4-b:"花生捲+冰淇林"の完成版










写真5:九份の夕焼けfrom停留所



写真6-a:九份國民小学校の正門
写真6-b:九份國民小学校の校庭





写真7-a:『せんちひ』の町並み
写真7-b:九份の夜景


それでは、今日の一曲です!
『時の流れに身をまかせ』ではありません。笑


~木村弓 『いつも何度でも』~