15時になったので、そろそろベトナムを目指そうと思います。

ベトナムへは、中国の南寧から長距離バスが出ているため、まずは南寧へ向かいます。
南寧へは珠海市内(?)の上沖長途汽車駅(※)というところからこれまた長距離バスで移動します。
※上沖の"沖"の字はホントは「"さんずい"に"中"」ではなく、「"にすい"に"中"」です。
台湾でもそうでもすが、中国語でバスは汽車、列車は火車と書きます。

上沖長途汽車駅に行くにはまず、珠海のマーケットの地下2階から出ているバスに乗ります。
地下2階に行くと、バスのチケットカウンターがありますが、これは違うバスのらしいです。
バスの乗車賃は日本と同じくバスの入口で払います(1.5元=18円)。
お釣りは出てこないらしいので、予め下着屋ののねーちゃんに細かくしてもらいました。

地下2階に行くと、ちょうど#2の香州行きのバスが到着したところでした。
入口で運転手に"上沖長途汽車駅"という文字を見せると、うんと頷いてくれました♪
バスは空いていましたが、10分ほどすると、大量の中国人がバスに乗り込んできました。

僕の隣のイスの上に置いていたバックパックを下ろし、中国人の青年に席を譲ると、その青年は満面の笑みで僕の隣に座ってきました。
このブログを書くために、街中で起きたことはメモに書きまとめるようにしているのですが、その青年は僕のメモを興味津々の眼差しで覗き込んできました。
ここは香港でもマカオでもなく、中国本土。バスの中は中国人だらけ。あまり僕が日本人ということをアピールしたくありません。。。

しかし、かと言って自ら世界を狭くしてしまうのも面白くありません。
なので、英語が伝わらない前提で一応話し掛けてみることにしました。
「これ日本語だけど分かる?」と聞くと、「Japan?」と聞き返して来ました。

彼は広東出身の21歳で名前をTroy Tsayというらしく、英語はほんの少し分かるようでした。
会話は英語20%と漢字の単語80%という感じでなんとかお互いを理解することができました。
漢字の単語での筆談はクイズのようで何か楽しいです♪

途中、何か漢字を書いてきましたが、字が汚く一瞬分からないのがありました。
しかし、よく見てみると"背包客"って書いてあり、すぐに分かりました。分かりますか?
僕自信と僕のバックパックを交互に指差し、「バックパッカー?」と聞くと頷いていました。

そんなこんなで、会話はなかなか進まなかったものの、仲良くなることはできました♪
中国人はほとんどがFacebookではなく、WeiboというSNSを利用しているので、僕は自分のe-mailアドレスを渡すことにしました。

そして、"上沖長途汽車駅"の文字を見せると、香州まで行って、#10というバスに乗り換えれば着くよ、と教えてくれました♪
Troyはとても心の優しい青年で、途中赤子を連れたお母さんがバスに乗って来ると、さっと立ち上がり、席を譲っていました。

ちなみに、Troyは僕のことを大学生だと思ったそうです。笑
台湾ではインちゃんに27歳に見られ、香港ではWiwiに25歳、Renには24歳に見られました。
そして、中国で大学生♪ベンジャミン・バトン並に若返っています。笑
まぁ、ブラッド・ピロトだからね☆

そう言えば、『TROY』って映画にもアキレス役でブラッド・ピット出てましたね♪
あの映画は美女・美男だらけなのに酷評でしたね…。僕はDVD買ったくらい好きなのに。。。

珠海から香州までは写真1枚も撮っていないので、今回載せるものはありません。
音楽もいいのが思いつかなかったので、ありません。
チャイコフスキーの『トロイカ』でも載せようかと思いましたが、やめておきます。笑