ヤンゴン行きのバスに乗るためにゲストハウスに戻ると、時間は9時40分になっていました。
バスはゲストハウスの前に9時半に迎えに来るとのことでしたが、一向に来る気配はなく、10時10分を過ぎてもまだ来ません。。。
まさか、ナウーの不要な計らいに付き合ったためにバスを逃してしまったのでしょうか…!!
もしそうだとしたら、そんなバカな話はありません。。。
ゲストハウスの門まで出てきて、バスはまだか、と待っていると、ゲストハウスの門の横にいたミャンマー人のおっちゃんが話し掛けてきました。
おっちゃん「どこに行きたいんだ?」
ピロティ~「ヤンゴンだよ。」
おっちゃん「何時のバスだ?」
ピロティ~「9時半だよ。ここに迎えに来てくれるはずなんだけど。」
おっちゃん「ゲストハウスの前で待つとバスの運転手にちゃんと言ったのか?」
ピロティ~「直接は言ってないけど、チケット買ったらそう言われたんだよ。」
おっちゃん「もう30分以上も経ってるぞ。おかしいよ。」
ピロティ~「もう行っちゃったのかなぁ…。」
おっちゃん「いや、バスは3本通り過ぎて行ったが、ヤンゴン行きのバスは見なかった。」
そのおっちゃんは真剣に僕のバスのことを心配してくれていましたが、僕は「まぁ、ただ遅れているだけだろう。」と楽観的に考えていました。
それに、「もしバスが行ってしまったのならば、もう一泊ここにいられるし♪」とさえ、思っていました。
すると、ホテルの方からナウーが歩いて来るのが見えました。
ナウーは「バスが遅れている。」という連絡を受けたしく、それを伝えに来てくれました。
そして、それから10分も経たずして、バスは到着しました。
それと同時に、バイクでヤットゥが見送りに来てくれ、さらに、昨日バイクを貸してくれた青年も見送りに来てくれました。
まさかわざわざ見送りにまで来てくれるとは…!
僕にはそれが本当に嬉しくて、ちょっと感動してしまいました。
チャウンタービーチには三泊四日しかいられませんでしたが、ここの人々は皆明るくフレンドリーで優しく、誰とでも一瞬で仲良くなることができました。
チャウンタービーチ、マジで最高です!いつか絶対にまた戻って来ます!!
そんな最高のチャウンタービーチを離れ、バスはヤンゴンへと向かいます。
車内のテレビでは、ミャンマーのさだまさしがブルースを奏でています。
すると、急にバスがよろめき、道を外れて停車しました。
明らかに普通ではないことは瞬時に分かりました。
バスの扉が開くと、数人のミャンマー人の男性がバスを降りて行きました。
全員なかなか戻って来ません。
パンクでもしたのかもしれません。それなら何か助けられることがあるかも知れないと思い、僕もバスを降りてみることにしました。
すると、どうやらバイク同士の衝突事故があったらしく、男の人が一人倒れていて、それを避けるためバスはいきなり停車したとのことでした。
僕が行ったときにはすでに男性は立ち上がっていて、幸いにもさほど大きな怪我はしていないようでした。
しかし、ここでもミャンマー人の助け合いの精神を垣間見た気がしました。
日本であったらバスは停まったでしょうか。
日本の男性陣はバスを降りたでしょうか。僕はどうしたでしょうか。
そんな疑問が頭の中に渦巻きました。
写真1:わざわざ見送りに来てくれた青年
写真2-a:細い道と飛び乗るお客様
写真2-b:細い橋と渋いさだまさし
それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。
泣けます。。。
~さだまさし『関白宣言』~
バスはゲストハウスの前に9時半に迎えに来るとのことでしたが、一向に来る気配はなく、10時10分を過ぎてもまだ来ません。。。
まさか、ナウーの不要な計らいに付き合ったためにバスを逃してしまったのでしょうか…!!
もしそうだとしたら、そんなバカな話はありません。。。
ゲストハウスの門まで出てきて、バスはまだか、と待っていると、ゲストハウスの門の横にいたミャンマー人のおっちゃんが話し掛けてきました。
おっちゃん「どこに行きたいんだ?」
ピロティ~「ヤンゴンだよ。」
おっちゃん「何時のバスだ?」
ピロティ~「9時半だよ。ここに迎えに来てくれるはずなんだけど。」
おっちゃん「ゲストハウスの前で待つとバスの運転手にちゃんと言ったのか?」
ピロティ~「直接は言ってないけど、チケット買ったらそう言われたんだよ。」
おっちゃん「もう30分以上も経ってるぞ。おかしいよ。」
ピロティ~「もう行っちゃったのかなぁ…。」
おっちゃん「いや、バスは3本通り過ぎて行ったが、ヤンゴン行きのバスは見なかった。」
そのおっちゃんは真剣に僕のバスのことを心配してくれていましたが、僕は「まぁ、ただ遅れているだけだろう。」と楽観的に考えていました。
それに、「もしバスが行ってしまったのならば、もう一泊ここにいられるし♪」とさえ、思っていました。
すると、ホテルの方からナウーが歩いて来るのが見えました。
ナウーは「バスが遅れている。」という連絡を受けたしく、それを伝えに来てくれました。
そして、それから10分も経たずして、バスは到着しました。
それと同時に、バイクでヤットゥが見送りに来てくれ、さらに、昨日バイクを貸してくれた青年も見送りに来てくれました。
まさかわざわざ見送りにまで来てくれるとは…!
僕にはそれが本当に嬉しくて、ちょっと感動してしまいました。
チャウンタービーチには三泊四日しかいられませんでしたが、ここの人々は皆明るくフレンドリーで優しく、誰とでも一瞬で仲良くなることができました。
チャウンタービーチ、マジで最高です!いつか絶対にまた戻って来ます!!
そんな最高のチャウンタービーチを離れ、バスはヤンゴンへと向かいます。
車内のテレビでは、ミャンマーのさだまさしがブルースを奏でています。
すると、急にバスがよろめき、道を外れて停車しました。
明らかに普通ではないことは瞬時に分かりました。
バスの扉が開くと、数人のミャンマー人の男性がバスを降りて行きました。
全員なかなか戻って来ません。
パンクでもしたのかもしれません。それなら何か助けられることがあるかも知れないと思い、僕もバスを降りてみることにしました。
すると、どうやらバイク同士の衝突事故があったらしく、男の人が一人倒れていて、それを避けるためバスはいきなり停車したとのことでした。
僕が行ったときにはすでに男性は立ち上がっていて、幸いにもさほど大きな怪我はしていないようでした。
しかし、ここでもミャンマー人の助け合いの精神を垣間見た気がしました。
日本であったらバスは停まったでしょうか。
日本の男性陣はバスを降りたでしょうか。僕はどうしたでしょうか。
そんな疑問が頭の中に渦巻きました。
写真1:わざわざ見送りに来てくれた青年
写真2-a:細い道と飛び乗るお客様
写真2-b:細い橋と渋いさだまさし
それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。
泣けます。。。
~さだまさし『関白宣言』~