ブータンの初夜は、寒さで途中目が覚めたものの、ぐっすり眠ることができました。

ブータン2日目ですが、相変わらず、自分がブータンにいると考えるだけで興奮してきます♪
朝食を食べ終わると、ガイドのTashiさんがブータンの民族衣装である"ゴ"を持ってきてくれ、着替えを手伝ってくれました。これまた、着るだけで興奮と笑みが止まりません!!笑

"ゴ"の袖口には、汚れ避けなのか何なのか、"ラギ"と呼ばれる白色や水色の布を付けます。
袖の内側から布を折り返すように外側に出すのですが、国王と一般市民ではこの布を外に出せる範囲が違うようです。
国王は布の部分を多く外に見せることができますが、一般市民は少ししか見せることができません。ただ、昨今は皆そんなルール守ってないのだとか…。ダメじゃん…!!笑

今日は、農村ステイ先であるガンテというブータンの東に位置する村に向かうのですが、その前にプナカゾンを案内してもらいました。

"ゾン"とは官公庁と僧院とが合体したような場所で、大きな町には必ず一つのゾンがあり、ブータンでは非常に重要な役割を果たしています。
そのため、ゾンの中に入るためには、正装でなければならなく、"ゴ"を着ている我々は白く長い布を体にタスキのように掛ける必要がありました。

プナカゾンの中に入ると、僧院の中で僧たちがお経を読む声が外まで聞こえてきました。
僧院の2階からはその様子を上から見ることができ、真面目にお経を読む僧から居眠りをしている僧まで多数の僧たちの姿を観察することができました。
僧たちはこの時期、標高が高く寒い首都のティンプーから、標高が比較的低く温かいここプナカに移動してくるそうです。

また、この僧たちは、日本が東日本大震災の被害に遭った後、半年もの間、日本のために祈りを捧げてくれたそうです。
宗教を信じない僕にとってみれば、祈りで日本がどうなるわけでもないと考えてしまいますが、おそらく僧たちなりにできる限りのことをしてくれたのだと思います。
そう思うとやはりそういう行為はとても嬉しく思えてきます。

ちなみに、僧たちは僧になるための契りを交わす(一番偉い僧の前で契りの水を飲む)と、一生結婚はできなくなってしまうそうで、もし、誰かと恋に落ちて、僧を辞めたくなったとしても、それは叶わないそうです。

契りを交わす前なら、僧を辞めることができるらしいのですが、それでも周りから後ろ指を刺されてしまい、白眼視されてしまうそうです。。。

僧の中にはまだ子供の僧もいて、もうこの子供たちは恋もできず、家族をも持てない人生を歩むしかないのかと思うと、何かとても可哀相に思えてなりませんでした。
もちろん、彼らがどう思っているのかが一番重要ですが。。。

いずれにせよ、厳しい世界だと思います。
生温い環境で育った欲だらけの僕にとっては、僧になるなんて考えられません。。。><

プナカゾンの一番奥には、ブータンで重要な3つの像が安置されている建物がありました。
現国王が結婚式を挙げたのもこの建物で、僕はその様子をYouTubeで見たことがありました。
3つの像とは、左からブータンに仏教を伝来させたグル・リンポチェ、現仏陀、そして、ブータン統一(1660年)の祖であるシャブドゥンです。

グル・リンポチェとシャブドゥンはブータンではヒーロー的存在のようで、日本で言えば空海と織田信長のような存在です。←勝手な解釈(笑)
建物内は写真撮影NGであったため、お見せすることは出来ませんが、とても有名な方たちなので、きっと恐らくブータンの他の地でもまたお目に掛かれることでしょう☆

また、建物の内壁いっぱいには、仏陀がいかに仏陀に成り得たかのストーリーが絵によって語られていました。キリスト教でいうステンドグラスのような存在でしょうか。
こういうストーリーの絵はどこにもでありますが、同じ仏教でも、ストーリーも絵も国ごとに違い、面白いと思うと共にその矛盾さに疑問を抱きざるを得ません。

そんなこんなで、プナカゾン見学後は、再び車に乗り込み、遠いガンテを目指します。



写真1-a:プナカのホテルその①
写真1-b:プナカのホテルその②



写真2-a:プナカのホテルその③
写真2-b:プナカのホテルその④



写真3-a:部屋のテラスから見える景色その①
写真3-b:部屋のテラスから見える景色その②



写真4-a:ホテルの朝食
写真4-b:民族衣装"ゴ"を着ての記念撮影
左から、ガイドのTashiさん、ピロ、ドライバーのDorjiさん



写真5-a:ホテルからプナカの町の中心に向かう途中の車窓から①
写真5-b:ホテルからプナカの町の中心に向かう途中の車窓から②



写真6-a:プナカの町その①
写真6-b:プナカの町その②



写真7-a:プナカの町その③
写真7-b:プナカの町の学生たち



写真8-a:プナカ高校の門
写真8-b:プナカ高校の門のすぐ側にある"あいうえお作文"



写真9-a:プナカ高校の前の公園
写真9-b:プナカ高校の前の公園で勉強する学生たち



写真10-a:遠くからプナカゾン
※左奥の川は女川、右奥は男川と呼ばれていて、画面奥から手前に向けて合流しています。
写真10-b:ズームしたプナカゾン



写真11-a:プナカゾン
写真11-b:プナカゾンにかかる橋



写真12-a:プナカゾンの橋の入口
写真12-b:プナカゾンの橋の中



写真13-a:プナカゾンの入口
写真13-b:プナカゾンの入口の壁に描かれていた絵



写真14-a:プナカゾンの中に生えていた大きな木
写真14-b:プナカゾンの中その①



写真15-a:プナカゾンの中その②
写真15-b:プナカゾンの中その③



写真16-a:現国王の結婚式が執り行われた建物
写真16-b:プナカゾンに入るために着用する必要がある白いタスキのような布


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~Crystal Kay『恋におちたら』~