ガンテ観光の第二弾は、オグロヅルのインフォメーションセンターです。

オグロヅルとは、この時期ガンテに越冬しに来る鶴のことで、英語ではBlack Necked Craneと言い、その名の通り、首が黒くなっています。

オグロヅルはこの季節ならかなりの高確率で観察することができるようで、実際僕たちも、インフォメーションセンターへ向かう車の中から早速その姿を目にすることができました。
少し遠くて分かりづらかったのですが、何羽かが広い平地の中で餌を食べている様子でした。

もしかしたら、鶴を生で見るのはこれが生まれて初めてかもしれません!
動物園は確か上野動物園くらいしか行ったことがないはずなので、上野動物園に鶴がいなければ、恐らく今回が鶴観察デビューということになります。
いずれにせよ、野生の鶴は初めてです。
というか、こんなに簡単に野生の鶴を生で観察できるとは思っていませんでした。

インフォメーションセンターでは、オグロヅルに関する資料や写真が色々展示されていて、中には日本の北海道で撮影された鶴の写真もありました。
僕たちはここでオグロヅルに関するビデオを見たり、望遠鏡でオグロヅルが餌を食べている様子を観察したりして楽しむことができました。

鶴を楽しんだ後は、ギュンパの隣の家の人たちが牛の餌であるエンドウというカブに似たようなものを収穫しているということで、それを少し手伝わせてもらうことにしました。

めちゃくちゃ広大な土地に所狭しと植わっているエンドウをひたすら引っこ抜き、ある程度溜まったら葉っぱを切り取り、実だけにするという作業です。
作業をしていたのは、お母さんとその3人の娘さんたちで、そのうち2人は双子でした。

作業をしながら、色々娘さんたちと話をしていると、あることが発覚しました。
双子は8月2日生まれ、長女とTashiさんは8月23日、僕は8月11日と、8月生まればかり!笑
さらに、Tashiさんの奥さんである三智子さんも8月生まれで、僕の妹の道子も8月生まれ!
凄い偶然です!まさに"誕生日のパラドックス(※)"ですね☆笑

(※)誕生日のパラドックス・・・「ある団体の中で、同じ誕生日を持つ人たちが一組でもいる確率が50%を越えるのは、その団体が何人以上の時か?」という問いに対して、答えが「"たったの"24人」という意外性のこと。
逆に言えば、24人いたら50%以上の確率で誕生日が同じ人が少なくとも一組いるということ。

そして、娘たちにはある疑問をぶつけてみました。

「ご趣味は何ですか?」と。笑

ブータンでは、日本のように物が溢れているわけではありません。
日本で育った僕にとっては、ブータンの人たち、特に女の子たちが毎日何に楽しみを見つけて過ごしているんだろうと不思議に思ってしまったわけです。
男の人なら、クルやアーチェリーなどスポーツで楽しむことができます。
僕も実際、子供の頃は家の近くの空き地でよく野球をしていました。
ただ、ブータンの女の子が何をしているのか全く検討も付きませんでした。

しかし、帰ってきた答えは「無趣味」。。。笑
暇な時間に何をしているのか、と質問を変えると「ダンス」と言う答えが返ってきましたが、何か腑に落ちません。。。
この疑問や感情は僕が日本で育ってしまったが故に湧いてくるものなのでしょうか。
ブータン人は決して、「毎日暇だ。」とか「毎日つまらない。」とか思わないのでしょうか。
とにかく、謎はあまり解消されませんでした。。。

農作業を一通り手伝うと、ランチタイムになりました。

相変わらず、食欲が湧かない中、ギュンパは「ここは相撲部屋か?」と思うほど、僕にお代わりを勧めてきます。。。笑
食べたい気持ちはあるのです。。。
ただ、体が気持ちに追いつかないのです。。。><

食後は、朝の引き続きで、クルで汗を流しました。
途中からはTashiさん、Dorjiさんも加わって、2対2の試合をひたすら繰り返しました。
チンレーと僕は2時間以上、クルで遊んでいました。笑

明日の肩の調子が心配です。。。笑



写真1-a:オグロヅルのインフォメーションセンター
写真1-b:オグロヅルのインフォメーションセンターの看板



写真2-a:ガンテの地に降り立ったオグロヅルたち①
※写真左下にいる牛(黒い小さい)の右上辺りに見える白く小さい2つの点がオグロヅル
写真2-b:ガンテの地に降り立ったオグロヅルたち②
※画面中央に2羽とその奥に1羽います



写真3-a:望遠鏡を通して見たオグロヅル
写真3-b:インフォメーションの中にあるオグロヅルの人形



写真4-a:道の途中にあるチョルテン
写真4-b:完全にローカルな雑貨屋さん



写真5-a:雑貨屋でインスタントヌードルを買ってもらいご満悦なチンレー
※ブータンでは、インスタントヌードルをお菓子として、そのまま食べるらしい。。。笑
食べ方は、パリパリの麺を細かくほぐし、そこに備え付けのスパイスをかけるだけ。
写真5-b:スパイスを開けようとするTashiさん



写真6-a:ガンテの村その①
写真6-b:ガンテの村その②



写真7-a:広大なエンドウ畑
写真7-b:カブみたいなエンドウ



写真8-a:掘り起こされたエンドウたち
写真8-b:実だけにされたエンドウたちとギュンパの隣の家の人たち
※左の女の子二人が双子



写真9-a:隣に広がっていた蕎麦畑
写真9-b:モ~



写真10-a:ランチを用意してくれるギュンパ家の女性たち
※左から、ソナム、ギュンパ、サンゲ
写真10-b:ランチ



写真11-a:クルの道具
写真11-b:クルをして遊ぶTashiさん(左)と的をセットするDorjiさん(右)
※Tashiさんの15mほど前(写真左方)に、非常に見づらいですが、的がセットされています。


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~浜崎あゆみ『girlish』~