クルで遊んだ後は、チーズ作りを手伝わせてもらいました。

チーズの原料はもちろん母牛から取った生の牛乳で、この牛乳をただひたすら空気と混ぜ、酸化させて固めるだけでチーズが作られます。

牛乳は木製のタルの中に保管されていて、タルの蓋には撹拌用の太い木の棒が刺さっています。
棒の先(ミルクの中に触れている方)には、さらに小さな木の棒が軸の太い棒と垂直に八方向に付いていて、太い棒を両手の掌で擦るように回すと、先の細い棒もそれに合わせて回り、タルの中の牛乳が撹拌される仕組みになっています。

ところが、この棒をうまく回すこと、牛乳をしっかり撹拌するということが想像以上に難しく、なかなかうまくいかない上に、かなり体力を消耗するという大変な仕事でした。。。
全然コツが掴めない僕を横目にドライバーのDorjiさんは、さすがブータン人ということもあって、簡単そうに上手に棒を回していました。牛乳が混ざる音がまず違います。。。

それでも、何とか役に立ちたいと僕は必死に棒を回しました。
回しに回しました。
こんなに棒を擦るように回すことは今後ないと思うくらい回しました。笑

気付くと、極寒のガンテにいながら、タンクトップで撹拌している自分がいました。。。笑

しかし、結局、途中で体力が尽き、チンレーとサンゲの助けを借りた挙げ句、仕上げはギュンパによって行われました。笑

そして、出来たチーズをおにぎりのように握り、ここからチーズ団子のようなものを作ります。
これなら、僕でも十分に役に立つことが出来ます☆
ということで、ギュンパと共に語学交換をしながら、団子作りを楽しみました♪

今日の夕飯は、レッドライスにポークと大根の煮物、ビーフと野菜のスープによく分からない葉っぱのスープでした。今日も外国人のお客さん仕様でお肉がたくさん使われています♪
相変わらず、このよく分からない葉っぱのスープは僕の口には合いませんでしたが、ポークと大根の煮物はかなり美味しく、たくさん頂いちゃいました♪ただ、やっぱ辛い。。。><

ってか、チーズ団子どこ行ったんだろ。。。笑

ギュンパは今夜も俺を飼育するかの如く、お代わりを勧めてきます。。。笑
依然お腹の調子が悪く、食欲が戻らない僕は、ゾンカ語で"ポー ダンシー ラ(お腹いっぱい)"を連呼しても、ギュンパは全く聞く耳を持ってくれません。笑

食後は、チンレーとソナムと日本から持ってきた折り紙でひたすら遊びました。
ブータンでも折り紙は小学校で習うようで、彼らもいくつか折り方を知っているようでした。

ベトナムといい、ブータンといい、結構折り紙は海外でも有名なんですね。
そういえば、スイス人の友達も小学校で習うと言っていました。

彼らはかなり折り紙に夢中になってくれ、僕たちはかなりの数の物を作りました。
日本から、色々な折り方をデータで持ってきたのがかなり役に立ちました♪

しかし、こうして見ていると、やはり彼らもまだまだ子供なんだな、と思いました。
本当に純粋で、素直で、家族思いのいい子たちです。
日本の中学生だったら、多分折り紙で遊んではくれないでしょうね。。。笑

僕らが折り紙で遊んでいると、ギュンパたちがブータンのお酒を出してくれました。
アラとチャンケというブータンのスペシャルなお酒だそうです。

アラはブータン流のワインとのことでしたが、日本でいう焼酎に似ていました。
ブータン東部でよく飲まれているようで、このアラにバターで炒めた卵を入れたゴンドアラは、お腹を壊した時や体調が悪い時にいいとされています。
僕の口にはちょっと合わず、さらにお腹壊しそうでしたが、、、笑

チャンケはお米から作られたスペシャルなお酒で、普段はあまり飲むことはなく、ブータン人は子供が生まれた時に、チベット人は正月に飲むことが多いようです。
こちらは甘酒に酷似していますが、より酸味が強く、これまた口に合いませんでした…。萎

内緒でチンレーにちょこっとだけ舐めるように飲ませたら、めっちゃくちゃ険しい顔をして吐きそうになっていました。笑
フフフ…大人の洗礼じゃ!笑

ギュンパたちは、お客である僕に対し、少しでもブータンのことを教えてくれようと、本当に色々考えて色々してくれるのに、あまりそれを楽しめない自分がいて、申し訳ないというか、何か残念な気持ちになってしまいました。

僕としても、ブータンに興味を持ち、決して安くはない滞在費を払って、ブータンに来ているわけですから、全てを楽しみたい気持ちはあるのですが、どうしてもブータンの食文化は僕には合わないようです。。。
体調のせいもあると思うけど、、、

まぁ、全てを好きになることが良いことというわけではないですからね。
"実際にその地に行って自分の肌で感じる"、"物を知る"ということが最重要ですからね☆
と、いうことにしておきます。。。

折り紙で一通り遊び終えると、時刻は22時を回っていました。
寝ようとした僕に対し、子供たちはすっかり元気になってしまったようで、今度は歌や踊りが始まってしまいました。笑

ソナムは恐らく学校で習ったのであろう民族舞踊のようなものを披露してくれましたが、チンレーはDVDか何かで見た映画のワンシーンを一人で演じていました。笑
僕はそれをひたすらデジカメのムービーで撮っては彼らやギュンパに再生して見せていました。
彼らはその度に爆笑を繰り返し、それを見て僕も笑っていました。

ちなみに、Tashiさんは一人部屋に戻って寝ていました。笑 ズルい。。。笑

でも、子供達ともすっかり打ち解けることができて嬉しい限りでした♪



写真1-a:チーズ作りをするPirotyさん
写真1-b:チーズ作りをするDorjiさん



写真2-a:本気を出したPirotyさんと本気を出そうとするDorjiさん
写真2-b:本気を出したDorjiさん



写真3-a:チンレーの追い討ち
写真3-b:サンゲの追い討ち



写真4-a:ギュンパの最終チェック
写真4-b:出来立てホヤホヤのチーズ



写真5-a:チーズからチーズ団子を作るの巻
写真5-b:チーズからチーズ団子を作るのを助けるの巻



写真6-a:ギュンパに日本語を教える私
写真6-b:出来立てホヤホヤのチーズ団子



写真7-a:戦士の休息その①
写真7-b:戦士の休息その②



写真8-a:夕飯タイム
写真8-b:夕飯



写真9-a:大人の難しい話についていこうとするが、やはり難しいように思われるサンゲ
写真9-b:大人の難しい話なんぞには聞く耳を持たず、折り紙に興じるチンレーとソナム