今日は、明日にインドビザが取得できるよう首都ティンプーを目指します。

ウォンディーを朝の8時半に出発し、まずはプナカに向かいました。
その途中の車の中からは、今日が日曜日ということもあって、アーチェリーの試合が行われている様子を見ることが出来ました。

人数も揃っているし、弓矢も的も正規のものを使用しています。
どうやらちゃんとしたチーム戦のようです。

やはり矢を射る場所から的まではかなり離れていて、的まで鋭い勢いの矢が飛んでいました。
的を射た場合、そのチームはそれを喜び、鶴のような舞いを踊り、射た人には得点の証として色の付いたタスキがかけられます。このタスキの数によって点数が分かるというワケです。


そして、我々が着いた先はプナカにある火葬場。

今日は誰かが亡くなったようで、火葬場の周りには親族と思われる人達が集まっていて、その中にはお坊さんの姿も見えました。
余談ですが、ガイドのTashiさんは日本語がかなり上手なのですが、たまに単語を少し違って覚えていて、"お坊さん"のことをよく"おばあさん"と間違えます。笑

ここブータンでは、前国王の政策により、火葬場は無料で利用できるようになっています。
病院も、診察料、薬代全てが無料です。もちろん、歯医者もです。
お金がないから死者を弔うことができない、治療を受けることができないということがないわけです。
こういうブータンの政策は諸外国も是非見習うべき点だと思います。

火葬場を右手に見ながら、さらに奥へと進むと、長い吊橋が見えてきました。
両岸を結ぶその吊橋はかなり垂れ下がっていて、風が吹いたらかなり揺れそうな感じです。
そして、この橋にもやはりチベット仏教で使用される5色のタルチョが少なからず、橋の手摺りの部分にくくり付けられていました。

橋を渡っていくと、向こう側から一人の老人が歩いてきました。
顎に立派な白い髭を蓄えたその老人は着古されたゴを着ていて、右手には杖、左手には数珠のような装飾品を握り締めていました。

Tashiさんの通訳によると、その老人はなんと85歳で、年に一回プナカで一ヶ月間仏教の教えを説くために、ガサという村だか町から3時間バスを乗り継いでやって来ているそうです。
しかも、単独でです!単品でです!お付きの格さんも助さんもいません。
今でこそバスがあるからまだいいものの、ちょっと前までどうしてたんでしょうね。。。

吊橋を後にした我々は、ブータン2日目にランチを食べたレストランの奥にあるチムラカンという僧院を訪ねました。

ブータン2日目のランチを食べたレストランといえば、、、

そうです、あのおチンコ村にあるレストランです。笑
まさか、またここに来る日がこんなに早く来るとは思いませんでした。笑

チムラカンへは、途中村のような所を通り、30分ほど歩く必要がありました。
そこまでの道の脇には、畑が広がり、民家が並び、外の水道で洗濯物だけでなく自分の髪や体を洗ってしまう女の子の姿もあり、とガンテの農村とはまた一味違った農村の暮らしを垣間見ることが出来、歩いているだけで楽しく感じられました。

また、歩いている途中、ガイドのTashiさんとはブータンの結婚制度について話をしました。
ブータンでは一夫多妻制や多夫一妻制が許されています。
そのことについて聞いたわけですが、どうやら無限に一夫多妻や多夫一妻制が許されているワケではないようです。

一応、国王の持つ奥さんの数を越えてはいけないようです。
現国王の奥さんは1人しかいませんが、前国王は4人の妻をめとっています。
つまり、最大でも3人の夫や妻までしか持ってはいけないのが通例のようです。

しかも、やたらめったらに相手を選ぶことも基本はないようです。
例えば、どちらも妻を持った男兄弟がいたとして、兄が亡くなってしまった場合、その弟がその兄の妻を養うために、自分の妻の他に妻に迎えるということが多いようです。
また、奥さんの姉妹の旦那さんが亡くなってしまった場合も、その奥さんの姉妹を新たに妻として迎えるというケースもあるようです。

ちなみに、前国王の4人の奥さんは全員姉妹です。
つまり、前国王からしてみたら、奥さんは4人いるものの、義理のお父さん、お母さんは1人ずつしかいないのです。
本来ならば、それぞれに親がいるとして、4人ずついるのが普通ですが。。。

一夫多妻はよく聞く話ですが、多夫一妻制はあまり聞かない話なので、生まれて来る子供のこととかで(誰の子かなど)色々揉めないのかなぁと不思議でしたが、こういった背景があったようで、大分納得が出来ました。

チムラカンに着くと、僧院の横の広場では、子供の僧たちがサッカーをして遊んでいました。
家でゲームなどしていないで、外で遊んでいる子供達の姿はやはりいいもんですね♪

チムラカンの外壁には、小さなマネーカー(金車)が無数に取り付けられていて、真面目なドライバーのDorjiさんは、お経を唱えながら、一つ一つ丁寧に回していました。

一方、Tashiさんは「私、面倒臭い。笑」と言って、数個だけ回していました。笑
正直で面白いガイドです。笑 僕の性格上、ピシっとした真面目のガイドはあまり合わないので、こちらの方が僕的にも楽でジョーダンも言い合えて楽しいです♪

チムラカンを拝観した後は、ドチュラ峠へと車を走らせます。



写真1-a:ウォンディーでの朝食@Doragon Nest Resort
写真1-b:国王と3人の妻たち



写真2-a:アーチェリーの試合の様子その①
写真2-b:アーチェリーの試合の様子その②



写真3-a:なが~いながい吊橋その①
写真3-b:なが~いながい吊橋その②



写真4-a:Dorjiさんと
写真4-b:恐る恐る例のポーズを



写真5-a:Tashiさん
写真5-b:仙人のような老人と



写真6-a:チムラカンへ向かう途中にあった村の家
写真6-b:洋服と共に自らも洗濯してしまうブータン人



写真7-a:チムラカンへ向かう途中の長閑な景色その①
写真7-b:チムラカンへ向かう途中の長閑な景色その②



写真8-a:見えてきたチムラカン
写真8-b:チムラカン



写真9-a:チムラカンの横に生えている大きな菩提樹
写真9-b:チムラカンの横でサッカーをする小僧たち



写真10-a:商品のお面で遊ぶTashiさん
写真10-b:"大きさ"という変化を入れてきたTashiさん