ランチを食べ終わり、三智子さんと別れると、我々は製紙工場を見学しに行きました。

ここでは、原料の木から紙ができるまでの一部始終の工程を見学することができます。
僕が訪れたときもブータン人10人弱が作業に従事していました。

そして、工場に隣接された小屋はお土産屋さんとなっていて、紙でできた作品がたくさん並んでいました。
この製紙技術は日本人によって伝えられたらしく、部屋の中には日本人のおじいちゃんたちとブータン人たちの集合写真が飾ってありました。

製紙工場を後にすると、Tashiさんにモモ屋さんに連れていってもらいました。
モモとは餃子のことで、チベット、ブータン、ネパール、インドで食べることができます。
見た目はほぼ日本で食べることのできる餃子と一緒ですが、焼餃子ではなく蒸し餃子が主流のようで、タレには塩かピリ辛のソースを使います。
味は香草が少し強い気がするものの、ニンニクが効いててとても美味しいです♪

お腹いっぱいになった後は、インド大使館でインドビザを無事GETし、ティンプーゾンへ。
プナカで行ったプナカゾンと同様、官公庁と僧院が合体したブータンでとても重要な役割を担う機関です。
首都ティンプーのゾンだけあって、建物はとても大きく立派で、中に入るにもセキュリティーチェックが必要でした。

普段は国王もここで仕事をするということですが、今回残念ながら国王は他の町に行っているということでお目通りは叶いませんでした。。。
また、僧たちはこの時期寒いティンプーから比較的温かいプナカに避難しています。

帰り道、ティンプーゾンの外に立派な木があり、Tashiさんが「これは桃の木です。」と教えてくれました。
それに対し、「餃子の木ってことですか?」と僕が適当なボケをかますと、Tashiさんはまさかの大爆笑…!笑
意外なヒットに少し恥ずかしい気持ちを覚えた夕暮れ時でした。笑

そして、夜、またまた食欲がない中、夕飯を食べようとホテルの2階にあるレストランに行き席に着くと、ウェイターがフードメニューを持ってきてくれました。
いつもなら、ドリンクしか聞きに来ません。

おかしいな、と思っていたら、なんと、Tashiさんが僕の体調を気遣って、ブッフェではなくアラカルトに変更してくれたようです。感激っ!!

そんな優しいTashiさんの計らいに甘え、Chicken breast grilled with mushroom sauceを注文。
めっちゃくちゃ美味い♪
今日は、昼飯を三智子さんと食べることができたし、モモ(餃子)といい、夕飯といい、久しぶりに食事を楽しむことができました♪

明日は首都ティンプーを離れ、ブータン最後の滞在地パロへ向かいます。



写真1-a:製紙工場の様子その①
写真1-b:製紙工場の様子その②



写真2-a:製紙工場の様子その③
写真2-b:製紙工場の様子その④



写真3-a:出来上がった紙で作られたお土産その①
写真3-b:出来上がった紙で作られたお土産その②
またまたおチンコが立っています。。。



写真4-a:出来上がった紙で作られたお土産その③
写真4-b:出来上がった紙で作られたお土産その④



写真5-a:プナカゾンその①
写真5-b:プナカゾンその②



写真6-a:プナカゾンその③
写真6-b:プナカゾンその④



写真7-a:おやつに食べたモモ(餃子)
写真7-b:夜ご飯に食べたChicken breast grilled with mushroom sauce


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~槇原敬之『桃』~