ピロティ~旅行記 ~世界征服を企む男の旅~

世界征服を企む一人の男が世界一周をするという旅行記です。 俺の夢は世界征服(=世界中に友達を作ること)です。 地球上のあらゆる土地に足を運び、その土地の人たちと触れ合い、価値観や人生観をぶつけ合えたらと思って世界に飛び出ることにしました。

10_インド

さようならブータン

今日は9泊したブータンとついにお別れの日です。。。(ToT)

今日は観光などは一切なく、ただひたすら次の目的地バングラデシュへと移動します。
バングラデシュへは、一度インドを介して、陸路で入国するため、まず国境を目指す必要がありました。

国境へはパロから車で6時間ほど。
そのため、今朝は5時に起床。。。めっさ早い。。。
空にはまだ星が輝いていました。

長時間運転してくれるDorjiさん、国境まで付き合ってくれるTashiさんには大変申し訳ありませんでしたが、ブータンのクネクネ山道対策として、酔い止めを服用し、車の中ではゴン寝させて頂きました。

そして、11時30分過ぎ。
ついに車はインドとの国境の町プォンツォリンに到着しました。

昏睡モードの脳と体を必死に起こし、車を降りる準備をしていると、少し前に車を降りたTashiさんが僕のパスポートを持って車に戻ってきました。

どうやら、ブータンの出国手続きを済ましてくれたそうです。
あまりにもあっという間だったので、僕にはイミグレの場所すら分かりませんでした。

ってか、イミグレの方、本人いないの出国スタンプとか押しちゃダメでしょ。。。
友達がそこら中にいるTashiさんのことだから、彼だけ特別に顔パスなのでしょうか。。。

ということで、そのまま車に乗り、インド側へ。
インドとブータンの国境にはアーチのあるゲートがあるだけで、荷物検査も何もありません。
簡単に出入りが出来ちゃいそうです。

インドに入ると、Tashiさんに連れられ、イミグレに向かいました。
簡単な質疑に応答し、入国スタンプ、パハァ~~~~ン!!

そして、Tashiさん、Dorjiさんとはここでお別れです。

この10日間、とてもお世話になりました。
ブータンを120%楽しむことができたのもお2人のお陰だと思っています。
本当に本当に心から感謝しています。

ガイドとドライバーという立場のお2人でしたが、僕にとっては、旅の仲間が2人増えたみたいで非常に楽しかったです。
だから、別れの時はかなりツラいかと思っていました。

しかし、、、

Tashiさん「はい、ここからはこの車に乗ってね。彼はクマ。僕の友達。気をつけてね。」

と以外にあっさり。。。

熱い抱擁とか涙の別れとか一切ありませんでした。。。笑
まぁ、Tashiさん、農村ガンテを離れる時もそういうの苦手とか嫌いって言ってたしな。

そんなこんなで、私、ついにインドに入ってしまいました…!



写真1-a:ブータンとインドを隔てるゲート
※ゲートの向こう側がインド
写真1-b:ゲートの向こう側に現れたインド人
ブータン人と全く顔の構造が違います。

゙夢゙ば夢゙のまま

ブータンとは違う世界がそこにはありました。

たった1つのゲートを潜っただけなのにもかかわらず、そこは別世界。。。
まるで突然夢から覚めてしまったようです。
あまりにも違う世界に、ブータンに滞在していたという感覚はもはやありません。

でも、僕にはそれでいい気がしました。

ブータンは、僕にとって、ずぅーっと憧れていた国でした。
実際、ブータンにいた前半は見る景色全てに興奮し、嬉しさのあまり自然に笑みがこぼれていました。

ところが、後半になるにつれ、慣れてきてしまったせいか、ただティンプーが以外に騒がしかったせいなのか、その興奮や感動は次第に薄れていってしまっていました。

夢が現実になり、欲しいものを手に入れてしまった感が出てしまったのかも知れません。
最後の観光となったタクツァン僧院ではその壮厳さにもちろん感動しましたが、もしブータン滞在の序盤に訪れていたら、もしかしたら涙を流すくらい感動していたかもしれません。

人は当たり前の物には感動もしないし、感謝もしません。
だから、しばしば「感謝すること」の反対は「当たり前と思うこと」と表現されます。

親だから食事を作るのは当然、男なんだから奢るのは当たり前、女なんだから家事をするのは当たり前、などと本来相手に感謝すべきことを当たり前のことと思っていると、「ありがとう」の一言も言えません。

僕は毎日「今日もブータンにいることができる。」と強く意識して、その特別さ、幸運さに感謝してきましたが、それでも後半はその思いが弱くなってきてしまっていました。
あんなに憧れていた国だったのに。。。

しかし、"ブータンからインドへ"という移動が、"現実"を再び"夢"に戻してくれました。
"夢"は"夢"のままでいいのです。

ブータンにはまた戻ってきたいので、その時までまた夢を見ていたいと思います。


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。
ユメは夢のままでいいよ
とどかないくらいがちょうどいい

~天方直美『ユメ』~

国境に蔓延る顔面真っ黒族

クマが運転する車はバングラデシュ行きのバスが出るバスステーションを目指します。

ブータンの道もあまり舗装されていませんでしたが、インドの道はそれ以上に舗装されていなく、車がガタガタと揺れます。

インドは日本と同じく左車線ですが、ここインドにそんなルールというものはあってないようなもので、反対車線から車が来なければ、平気で右車線を走ります。
そのため、真正面から車が来るということがしばしばありました。。。
もはや、どっち車線なんてのは分からなくなります。

それでも、Tashiさんのインド人のお友達クマの選曲がよく快適なドライブとなりました。
インド人のクマは、僕が何か言う度、質問する度に、首を傾げるようにして斜めにし、軽く後ろに倒すようにします。
インド流の頷き方(イエスの意味)です。

本当にインドに来てしまったのです。
ブータンとは隣同士で関係もかなり良好のようですが、顔も違ければ、イメージや旅人から聞く情報というものも違います。というか、真逆です。。。
はっきり言って、僕は今のところインドに対して相当の警戒心を持っています。笑


悪路を走り続けること3時間ほど。14時半になって、やっと車は停車しました。
前半警戒していた僕も、クマは悪くないヤツ(Tashiさんのお友達なんだから当然っちゃ当然)だと思えるようになり、すっかり安心して眠りこけてしまっていました。笑
僕の警戒心なんて所詮そんなもんなんです…。一度痛い目見ないと分からないんです…。笑

クマに「着いたよ。」と言われ降りた所は、なんとバングラデシュとの国境ブルマリ!
てっきり今日はインド国内のバングラデシュ行きのバスが出るバスステーションがある町まで行き、今夜はそこに泊まるものだと思っていたので、かなりビックリでした。

ところが、国境とは言え、そこはまるで難民キャンプ場。。。
単なる草っぱらに運動会の来賓席のようなテントとテーブル、椅子が置いてあり、目のギョロっとした顔面真っ黒族がウヨウヨいます。。。
彼らはほぼ皆みすぼらしい恰好をしていて、とても国境で働く人達には見えません。

日本では絶滅危惧種とされる通称ガングロ族の一派でしょうか。
日本でもかつては渋谷などでその存在が確認されていましたが、近年ではリーブ21のCMでしかお目にかかることができなくなってしまいました。
ここにはきっといい日焼けサロンがあるに違いありません。

アフリカにはもっと黒い方々がいるとのことですが、あれは"黒い"と言うより"焦げている"と言った表現の方が相応しいオコゲ族の方々なので放っておきたいと思います。

しかし、ラオスとタイの国境も相当ショボかったですが、それを超えるショボさです。。。
上には上があるもんですね。。。これ以上の上はないことを祈りますが。。。

そして、久しぶりの両替の客引き。。。
両替レートよりやはりその黒さの方に興味が注がれてしまいます。

そんなこんなで、案内役(恐らく両替屋の回し者)のインド人にに連れられインド側のイミグレへ行き、出国カードを書くだけで、インドの出国スタンプは簡単にプホォォォ~ン!!

インド滞在時間、わずか3時間。とても楽しいインド旅行でした♪

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