ピロティ~旅行記 ~世界征服を企む男の旅~

世界征服を企む一人の男が世界一周をするという旅行記です。 俺の夢は世界征服(=世界中に友達を作ること)です。 地球上のあらゆる土地に足を運び、その土地の人たちと触れ合い、価値観や人生観をぶつけ合えたらと思って世界に飛び出ることにしました。

ビザ

ミャンマー大使館

今日はミャンマー大使館にビザを申請に行ってきました。

日本人っていうのは非常にラッキーで、多くの国をビザなしで旅行することができます。
しかし、もちろんビザが必要な国もあります。ミャンマーがそのうちの一つです。
ミャンマー大使館はミャンマーへの入国を空路でしか認めていません。
一部陸路での入国も可能ですが、オフィシャルではないようです。

そこで、いろいろめんどくさいことにならないように事前にミャンマーだけはビザを取っておこうかなと思い、本日行ってきたわけです。
大使館のビザ申請受付時間は平日の午前9時から午前12時。通常であれば2営業日くらいで発給されるとのこと。
いつできるか事前に確認したかったけど、全然電話に出てくれない。。。

北品川駅から徒歩10分弱。大々的な目印などはなく、しれっと「EMBASSY OF THE REPUBLIC OF THE UNION OF MYAMMAR TOKYO」と表札があるだけでした。
門をくぐったところで、守衛さんみたいのがいるので、そこで名前と国籍と入門時間を書きます。何か音楽かかってました。笑 自由で素敵♪
そして、何故か庭にはテニスコートと一つのバスケットゴールがありました。

建物の中の小さな受付でビザ申請用紙をもらい、必要事項を記入。
列に並び、受付に持って行くと、やれ証明写真をちゃんと糊で貼ってこいだの、やれ滞在のスケジュールを提示しろだの細かい。
滞在のスケジュールなんか分かるわけないし。
ある程度でもいいって言うんで、「15th Nov.~20th Nov. Yangon、20th Nov.~25th Nov. Bagon」って書いてやった。
超ざっくり。。。笑

それにしても、意外に人がいる。。。15人はいたな。
そして、再び並ぶこと10分ほど。
やっと番が回ってきて、そもそもの質問。

稲葉「いつ発給されるんですか?」
受付「17日です。」
稲葉「え?17日に日本発つんですけど。。。16日までにできませんか?」
受付「無理です。」

ってことで、無駄足踏んで帰ってきました。

しかし、あのミャンマー人の態度はムカつく!
列がめっちゃ出来てんのに電話出てなかなか切らないし。
ってか、俺の電話には出てくれないのに!!


IMGP0143








写真1:やってるのか分からないミャンマー大使館










写真2:ミャンマー大使館の庭










写真3:閑散としたミャンマー大使館


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。
世界中をビザなしで、歩ける日が来るのかな?
そうなったら人類もっとみんな ご近所さんになるのにな

~ナオト・インティライミ 『How many times?!』~

ミャンマー大使館へ Part.2

年間を通じて温かい気候のバンコクと言えど、11月下旬の朝時は少し肌寒くなります。

マックでホットコーヒーをすすっていると、一人のアジア人っぽい男が入ってきました。
男は注文を終えるや否や、英語で「Wi-Fi使えないの!?スタバ行ったら有料だし、誰かがマックで使えるって言ってたからここに来たんだけど!」と喚き散らかし出しました。。。

Wi-Fi目当てにマックに来たものの、どうやら期待外れだったようです。

そして、その男は僕の席の隣の隣に座り、隣の西洋人に絡み出しました。マジで厄介です。

勝手に耳に入ってくる話によると、そのアジア人は日本人らしく、観光についても食事についてもやたら京都びいきの話をしていました。恐らく、京都出身なのでしょう。
絡まれている西洋人の方はスペインのカタルーニャ出身とのこと。ただ、どんな歴史的背景があるのか僕には分かりませんが、彼はカタルーニャをスペインとは認めていませんでした。

そんなこんなで、同じ日本人として絡まれても面倒臭いので、7時過ぎ頃にマックを出て、ミャンマー大使館に向かうことにしました。

ネットで事前に調べた情報によると、カオサン通りからミャンマー大使館へは、チャオプラヤー川をタクシーボートでサトーンという所まで下り、そこからBTS(スカイトレイン)に乗りサパーンタクシン駅からスーラサック駅まで行くとのことでした。

しかし、チャオプラヤ川がどの方向にあるのか分かりません。。。笑
適当にカオサン通りを歩いていると、後方から「バックパックの下の部分がレインカバーからはみ出しているよ。」と声を掛けられました。振り返ると、一人の男が立っていました。

これを機にチャオプラヤ川までの道を聞くと、途中まで案内してくれるとのこと。
怪しいっちゃ怪しいのですが、特にお金を請求して来る様子もないため、素直にその好意に甘えることにしました。

彼はカナダ人で、今日これからラオスへ行くとのこと。
僕がラオスに行ってきたと言うと、バンビエンの話になりました。彼は15年前の1997年にバンビエンに行ったことがあるらしく、その頃はまだ6つのゲストハウスしかなかったそうです。

そんなたわいもない話をしていると、すぐに大きな通りへ出ました。
先ほど、僕がバスを降りた大通りです。
後は、その道をカオサン通りを右後ろに真っ直ぐ歩いていくだけでした。

「ありがとう。」とカナダ人に別れを告げ、言われた通りに歩くと、タクシーボートの乗り場へは簡単に着くことができました。カオサン通りから歩いて10分弱の距離でした。

ボートはかなり早いスピードで水しぶきを上げながら、チャオプラヤ川を移動します。
9年前に対岸に渡って見た寺院はどれだったのだろうか、と淡い記憶を呼び起こそうと対岸の景色を見ていましたが、それらしいものはあるものの、やはり思い出せませんでした。

チャオプラヤ川を流れること30分強、乗組員がここがサトーンだよと教えてくれました。
運賃は15バーツ(=40円)と安く、何より気持ちがいいので晴れた日にはオススメです☆

そして、サトーンから歩いてすぐのところにあるBTSのサパーンタクシン駅へ。サパーンタクシン駅からスーラサック駅までは一駅(15バーツ=40円)なので、歩いて行くことも出来ます。

9年前も上空を走る電車に乗った記憶は確実にあるのですが、BTS(スカイトレイン)は9年前にはなかったのこと。。。地下鉄はあったため、もしかしたら、それがある区間たまたま上空を走ったのかもしれません。日本でも地上を走る地下鉄はありますからね。

スーラサック駅では出口3の階段を下り、階段と逆方向に直進します。5分弱でパン通りにぶち当たり、それを左折したところがミャンマー大使館のVISA Sectorの入口となります☆

途中、BTSを逆方面に乗ってしまったことなどもあり、既に8時40分になっていました。
この頃には気温も大分上がって来ており、重いバックパックを背負っているせいもあってか、僕の上半身は汗ダクダクダクダクダク…でした。。。

ミャンマー大使館前には、すでに50人ほどが列を作って並んでいました。



写真1-a:タクシーボート
写真1-b:タクシーボートの中



写真2-a:タクシーボートから見えた景色その①
写真2-b:タクシーボートから見えた景色その②



写真3-a:BTSのどっかの駅
写真3-b:ミャンマー大使館とそれに並ぶ人々


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~Mr.Children『水上バス』~

青年よ、またミャンマーで会おうぞ

大使館は9時過ぎに受付を開始したようで、僕は9時20分頃に中に入ることが出来ました。

この時には、僕の後ろにさらに50人くらいの列が出来ていました。。。
中でビザの申請書をゲットし、ひたすら面倒臭い問いに答えます。予めミャンマー大使館のHPで申請書のフォームをダウンロードし記入しておくことを切実にオススメ致します。。。

申請書を書くため列を一旦離れてしまった僕はどこでどうやってズル込みをしようかと考えていました。如何せん列がハンパないため、最初から並ぶ気なんてのは到底起きません。。。

すると、「それどこでもらえるんですか?」と声を掛けられました。日本語です。

振り返ってみると、一人の日本人の青年が僕の書いたビザ申請書を指差していました。
「あそこですよ。」と僕は申請書が置いてあった椅子を指差すも、「あれ?ない。。。」もうそこに申請書はありませんでした。

しかし、これはチャンス!と思い「あ、でも、窓口でもらえると思いますよ。並んでおくんでもらって来ていいですよ。」と無理矢理列に入ってしまいました☆うふふ、大成功♪笑

さらに、「並んでおくんで、そこに座ってテーブル使いながら書いてていいですよ。」とちゃっかり並び続ける私☆うふふ、完全にズル込み大成功♪笑

そして、列はどんどん進み、「大丈夫ですか?」とその青年を心配した振りをしながら並び続ける私☆ぐへへ、この列は完全に私のモノ♪笑

結局、その彼が椅子に座って申請書を埋めているうちに僕の番が来てしまい、その彼は再度長蛇の列の最後尾に並ぶ羽目になってしまいました。。。笑 あらら、かわいそうに。。。
言わば、一回目は僕のために並んでおいてくれたようなものです♪笑
ありがとう、青年よ。またミャンマーで会おうではないか☆ 笑

そんなこんなで窓口では、「明後日(21日)のミャンマー行きの航空券もう取っちゃったから最低でも明日にはビザ発行して欲しいんだじょー☆」とお願いし、番号札ゲット♪
番号が掲示板に案内され、翌日発行代1,035バーツ(=2,600円)を払い、無事に引換券ゲット♪

窓口では、予めお釣りがないように1,035バーツちょうどを用意しておいたため、オバチャンは大感激してくれました☆オバチャンの目はもう完全にハート型になっていました☆笑
日本のミャンマー大使館のいじわるクソババァとは大違いです。。。←10月11日の日記参照

引換券をパスポート入れに仕舞い、大使館を出ようとすると、先程とは違う日本人を発見☆
バンコクの安宿情報を調べていなかった僕は、その人に色々聞いてみることにしました。

いきなりの声掛けにもかかわらず、僕と同じくらいの歳だと思われる彼は、非常に優しく丁寧に応対してくれました。

彼が泊まっている宿はBTSのThong Lo駅にあるInternational HostelingというYouth Hostelで、全然汚くないし、値段もドミトリーが一泊330バーツ(=830円)と良心的とのことでした。
どうやらその辺りは日本人街らしく、日本人長滞在者が多く住んでいる地区とのことでした。

彼の名はナガタさん(31歳)と言い、なんと彼も世界一周の旅をしていて、もう一年半近くになると言っていました。しかも彼は、僕とは逆で、東周りでの世界一周とのこと☆

これはまさに大大大大大大大チャンスです!
今から僕が行こうとしている国々の情報が聞ける超オニゲロヤバ大チャンスです!

ナガタさんは人も良さそうだし、色々有力な情報を持っていそうな雰囲気があるし、何より優しく教えてくれそう、ってことで、おこがましくも同じ宿に泊まることにしちゃいました☆
それに、Youth Hostel(YH)は設備がしっかりしているし、朝食やコーヒーがほとんどのところで無料です。何しろ、日本で作っておいたYHの会員証が役に立つチャンスでもあります。

そんなこんなで、バンコク市内観光がまだだったナガタさんはこれから市内観光してくるということだったので、10時半頃お互いミャンマー大使館を後にし、駅でさようならしました。

ちなみに、ナガタさんと僕が大使館を出るとき、先程の青年がやっと2回目の長蛇の列を並び終え、ちょうど大使館の中へ入ってくるところでした。ホント、お疲れ様でございます。。。

さらば、青年よ。またミャンマーで会おうではないか☆笑


それでは、今日の一曲です。お聴き下さい。

~Seamo『マタアイマショウ』~
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